YouTubeクリエイターツールアプリのイースターエッグを発見
GoogleのiOS向けアプリにイースターエッグを発見しました。
iOS向けに提供されているYouTubeクリエイターツールでイースターエッグを発見しました。一瞬だけ、猫が表示されます。
YouTubeクリエイターツールが起動していたら、まずは強制終了してください。アカウントのアイコン部分に表示されますので、iPhoneでもiPadでも横向きにします。そして、YouTubeクリエイターツールを起動します。
すると、アカウント情報が読み込まれるまでの一瞬だけ、猫が表示されます。
最近はこのような遊び心はなかなか見かけなくなりましたが、発見するとちょっと嬉しい気持ちになりますね。
あとがき
近年のソフトウェア開発においては、イースターエッグなどの本来の機能とは関係のないユーモアを入れることをよしとしないようになってきています。品質向上やいち早い市場への投入など、開発の現場でユーモアをわざわざ工数をかけて入れる余裕がなくなってきているのではないかと思われます。逆に、こうしたユーモアを入れることができる企業の職場は、まだまだ余裕があり、遊び心を仕込む気持ちになれるいい職場なのかなと想像しちゃいます。そうじゃなきゃ、疲労困憊状態でわざわざ残業してまで関係のない機能を入れようとは思いませんから。そう考えると、ソフトウェアにこうしたちょとした遊びが入っているかどうかは、その開発会社がホワイトかどうかの指標にもなりそうですね。
Googleはこうした遊び心をよく入れることで有名です。Google検索においても、「斜め」や「人生、宇宙、すべての答え」「blink html」を検索すると面白いことが起きます。「パックマン」で検索するとパックマンをプレイできますし、「Zerg Rush」で検索すると「o」の文字をクリックで撃ち落とすゲームができます。また、http://www.google.com/teapotにアクセスするとHTTPステータスコード4181が返され、ティーポットの絵が表示されます。ティーポットはクリックすると注げます。Chromeでインターネットが繋がらない時に表示される恐竜の画面で、スペースキーを押すと、恐竜が走り出して障害物を避けるゲームがスタートします。ほかにもいろいろとありますので、探してみるといいと思います。
近年は余裕がない人が多くなっていますが、こうした遊び心を忘れない大人でありたいものですね。
- ブラウザーがアクセスしたときにサーバーから返されるステータスコードで、「アクセス成功」とか「アクセス禁止」や「内部サーバーエラー」とかあり、それに応じてブラウザーがエラーページを表示していたりします。418はティーポットにコーヒーを淹れさせようとして、拒否された場合に返すジョークコードで、エイプリルフールから始まって、現在でも実装可能となっています。 ↩