無印良品の購入履歴が前年度までしかなくて使いづらい

以前買ったものを探しても見つからなくて愕然としました。

過去に買ったもので、また欲しいものがあるときは、購入履歴から遡って買うと品番を間違えなくて便利です。特に無印良品のシャツは似たようなものが多いので、なんとなく検索して買うと微妙に仕様が違って失敗してしまうことがあります(同じ商品名で仕様が異なるシャツもありました。ややこしい…)。購入履歴から買えば確実なわけです。

マイページにログインして、あるいはアプリを使って購入履歴を見ることができますので、そこから探そうとしたら、驚くべき言葉を見つけました。

前年度までの履歴が表示されます。

なんと、前年度よりも前の購入履歴は表示されないのです。昔買ったあの商品がよかったからもう一度買おうと思ったら、再び探し直さなくてはいけません。

以前買った欲しい商品は、購入履歴からは見つけることができませんでした。

一般的に購入した履歴を顧客に提供する場合は、すべての履歴を提供します。そのほうが、いつ何を買ったかを遡って見ることができ、同じ商品を探すときの利便性が向上するからです。

例えば、私の場合はアマゾンで履歴を見ると、2004年から見ることができます。2004年にアマゾンを使い始めたんだなということもわかります。

購入履歴の表示を制限しては、さほど利便性の向上にはつながらず、付いてないのと同じです。

まさか、データの保存容量をケチってデータを破棄してしまうほど愚かではないと思います。顧客の購入データは重要なマーケティングデータとなりうるからです。

表示できるデータがあるなら表示して、それが顧客の利便性につながり、さらにはリピートしてくれるなら、双方にメリットがあります。

いくら商品に力があっても、購入体験が悪ければ顧客は離れます

購入履歴ぐらいはケチらずにすべて表示してみてはいかがでしょうか。

あとがき

日本が外資に勝てないのは、多くの場合、顧客のことを考えていない自己満足仕様のものが多いからです。この辺は海外メーカーのほうがうまいですよね。

特に日本のメーカーの家電は俺様仕様が多いです。いらない機能ばかりを付けて、購入単価を上げるようなことはそろそろやめて、必要最小限で使いやすさを追求した商品を開発してもらいたいものです。

日本のショッピングサイトもいまいち使いづらい。顧客志向がないのです。隙あれば裏をかいて、なんとか得をしよう、個人情報を多く取得しようという魂胆丸見えのサイトが多い。

次の画面に行くボタンの下のほうに目立たないようにメールマガジン購読のチェックボックスがデフォルトでオンになっている仕様1も、顧客志向がないからです。こういうことをやっているのであれば、ネットショッピングの分野では、永遠に外資に勝つとこはないでしょう。

  1. 楽天やリクルート系の大手企業のサイトにこのクソ仕様が多いですね。これが原因で使わない人が多いことをわかっていないのです。詐欺サイトとやっていることは似ています。顧客に安心感を提供していない時点で、客商売としては失敗だと思うのです。

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