iPadが挙動不振でおかしくなったらキーボードとの接続を疑え!
iPadで勝手に音量が上がったり、明るさが急に下がったり、通知が急に降りてきたり、動きがおかしくなったら、キーボードとの接続を疑いましょう。
目次
最初は通知が急に降りてきた
風の強い日に電車に乗り込んで、乱れた髪を直すため、iPadを取り出しました。iPadのインカメラで髪を確認しながら手ぐしで直すためです。
iPadのロックを解除してカメラを起動したです。急に通知が降りてきたのです。上から下にスワイプしたわけでもないのにです。
最初はiPadを傾けたからかなと思ったのですが、そんな機能はiPadにはないですし、故障したか、アップデートしたOSのバグかと思っていました。
チェンクロのレイドイベントプレイ中に挙動不振
チェインクロニクルというタワーディフェンスのゲームをやっていました。魔神襲来というイベントをこなしていたときのことです。
戦闘画面に入ったら、急に音量が上がり始めました。幸い、ミュートにしていましたので、大変なことにはなりませんでした。
音量変化が落ち着いたら、明るさが急に下がり始めました。コントロールセンターを出して明るさをあげても、また上げた端から下がっていきます。
なんだか、ポルターガイストにでもあっている気分です。
とりあえず、画面は暗いまま、明るさのアイコンが画面に出続けたまま、見づらいながら魔人を撃退し1、iPadを再起動しました。
原因を考える
考えられる原因をあげてみると、次のようなことを思い浮かべました。
- 常駐アプリのバグ影響。
- iOSのバグ。
- ハードウェアの故障。
これらの原因のいずれかだと予想を立てました。
アプリはなさそう
まず、一番考えづらいのがアプリのバグです。iOSは堅牢な作りで、サンドボックスという仕組みがあります。特定のアプリが他のアプリやOSに影響を及ぼさないように、アプリがさわれる範囲はアプリ自身内のデータに制限されます。
連絡先やカレンダーなどの特定の領域は、必ずユーザーが明示的に許可を与えた場合のみ、通知も同じように許可を与えた場合のみにアクセスできます。しかも、許可はいつでもユーザーがオフにできます。
つまり、アプリの権限が大幅に制限されているOS上で、OSの機能の動作がおかしくなることは考えづらいのです。
iOSのバグはありそうだが…
ソフトウェアが原因ならば、iOSのバクの線は捨て切れません。アプリでは操作ができない部分でおかしな動きをしていましたので、iOSのバクという可能性があります。
特に、最近はiOS 10.3.1にアップデートしたばかりなので、OSにバグが入り込んでもおかしくはありません。
同じ症状が出て困っている人がいないか、SNSをさまざまなキーワードで検索してみましたが、みなさん普通に使っているようで、「壊れた」なんてワードで引っかかるのは本当に壊しているケースだったりします。
ソフトウェア的な問題ならOSという考えでしたが、どうやらその線は可能性が低そうです。
ハードウェアならつらい…
ハードウェアが原因ならば、ユーザーが手に負えるものではなく、ジーニアスバーに行かなくてはいけません。私の端末はiPad Airなので、とっくの昔にAppleCareは切れています。しかも、両親に1台ずつ、計2台のiPadを買ってあげたばかりなので、直近で買い替えもつらい。
買い換えるとしたら、やっぱりiPad Proがいいので、すると出費が大変です。今年はiPhoneも買い換えたいので、使えるデバイスは使えなくなるまで使い倒したいのです。
これは近々、Apple銀座に持って行かなくてはいけないなあ、と考え始めていたときでした。
霊が原因かも
おっと、忘れていました。信頼性の高い某大手キュレーションサイトwにならって、霊の可能性を考えなくてはいけません。
動きがおかしくなったとき「ポルターガイストかよ!」ってツッコミを入れてみればよかったかもしれませんね。
え? ありえないって?
いや、わかんねーよ。
世の中、絶対なんてないですから。
一度、初期化してみようと…
どうせ、Apple銀座に持って行くなら、そしてハードウェアが原因かどうか切り分けるために、一度、初期化をしてみようと考えました。
初期化したあとで症状がまた出てきたら、完全にハードウェアが原因と考えていいでしょう。
初期化の前にデータとかバックアップしておかないとと思い、とりあえずゲームの引き継ぎIDと写真をなんとかしなくてはと思いました。
まずは写真をクラウドへと思って、写真アプリを立ち上げ、必要な写真を選択してアルバムへ持っていくべく、アルバムを作ろうとして、名前の入力画面になったときです。
あれ! ソフトウェアキーボードが現れない!
ああ、これは…
原因特定
ソフトウェアキーボードが出てこないのは、Bluetoothでハードウェアキーボードとつながっているからです。
試しに設定のBluetoothの項目を見たら、ちゃんと鞄の中に入れているApple Keyboardが「接続済み」になっているではないですか。
キーボードのボタンが鞄の中で押されて、それが原因でiPadが操作されていたというわけです。
鞄の中のBluetoothキーボードの電源を切って無事に解決。ジーニアスバーに持っていかなくてもよくなりましたし、初期化の必要もなくなりました。
まとめ
おそらく、何かの拍子で鞄の中でキーボードの電源が入ってしまったのでしょう。
キーボードのボタンが鞄の中で押されるたびにおかしくなるのは当たり前で、というか、おかしくなるのではなく、操作している(されている?)と言ったほうが正確です。
ハードウェアもOSもアプリも悪くありません。悪いのはすべて私です!2
もし、キーボードを持っていて、iPadの動作がおかしくなったら、キーボードがいつの間にか接続されていないか、確かめてみましょう。
あとがき
iPadが不具合になったときの対処法をお届けしました。意外な盲点でした。まさか、こんなことだったとは。
いや、最初は「なんだよ、今度のOSはバグが多いな」なんて思っていました。だって、AirPodsの接続が切れたりすることが多かったからです。AirPodsのほうは、ついにアップルのフィードバックからなんとかしてくれとの不具合報告をしたばかりでした。でも、もしかしたらこれが原因かもね。まあ、いいか。
さて、この投稿から少し長めのものに関しては「あとがき」をつけてみる実証実験を行ってみたいと思います。いや、別に何も偉そうなことを実証するわけじゃありませんが、あとがきをつけることで、楽しんでもらえてリピーターユーザーが増えるかどうかというところを確かめたいのです。
もちろん、私の、小生の文章力にかかっている部分ではあります。ただ、雑記ブログという特性上、ほとんどの方は一見さんです。一見さんを相手にしない京都の老舗なら、今頃、民事再生法の適用を申請しているところでしょうか。だって、リピーター客こないから。
雑記ブログでさまざまなことがごちゃまぜなら、せめて「あとがき」という読み物を用意することで、一定の部分で楽しんでもらえる要素を提供してみたらどうかと思ったのです。
私、こう見えても(どう見えても?)栗本薫のグイン・サーガシリーズを読み続けた読者であります。「みなさまのあとがき作家」あるいは「恐怖のあとがき作家」こと、栗本薫のあとがきには慣れ親しんでいます。あとがきを書くことぐらい、どおってことないのです3。
別に名の知れていないブロガーが、作家でもないのにあとがき書いたところで、個人的な近況なんて誰も興味はないでしょうし、あとがきを書くネタがあるなら、もうひとつの記事にすればいいじゃんなんて言われちゃいそうですが、まあちょっとしたおふざけ的なことでも書いていければいいかなと思います。まあ、記事内にもおふざけはあるのですけどね。
もちろん、すべての記事に必ずあとがきをつけるつもりはありません。短めの記事の場合はつけないかもしれません。ただ、楽しんでもらえるならできるだけつけていく方向でいってみようかなと思います。
ということで、記事の総文字数が3,500文字を超えたところで終わりにしたいと思います。
では、また来週〜4。