横須賀美術館で恋人の聖地に!
恋人の聖地があるという横須賀美術館に行ってきました。
観音崎の公園内にある横須賀美術館が恋人の聖地に認定されているということでしたので行ってきました。横須賀美術館は、横須賀の市政100周年記念事業として2007年4月28日に開館したそうです。
アクセスは悪く、京急線で浦賀駅まで行き、そこからバスを利用して観音崎で下車、徒歩5分ほどかかります。写真は撮っていないのですが、バスのラッピングには横須賀海軍カレーが宣伝されていたのが印象的でした。やっぱり、横須賀といったら海軍でカレーなんだなと。
観音崎にそびえるのは観音埼灯台で日本で最初の洋式灯台だそうで、1869年2月11日に点灯を開始した灯台です。この灯台が起工したのが1868年11月1日で、のちの1949年に海上保安庁によってこの起工した11月1日が灯台記念日として制定されました。ちなみに観音埼灯台は地震によって2回も倒壊したそうで、現代は3代目だそうです。
観音埼灯台の「ざき」は「崎」ではなく「埼」だそうです。統一されていないのは、海図を担当していた旧海軍水路部が「埼」を、地図を担当していた国土地理院の前身である旧陸軍参謀本部陸地測量部が「崎」を使っていたことが由来となっているそうです。「海上保安庁 海の相談室FAQ集(「埼」と「崎」はどうなってるの?)」に書いてあります。
灯台があるということは海の交通の要所でもあります。浜辺で海水浴をする客の向こうには大型のタンカーが通っていたりします。でかい!
観音崎バス停から5分ほど歩くと横須賀美術館が見えてきます。
地元の人は「スカ美」とか略して読んでたりするのでしょうか?
緑の山が続く場所に突如として現れる近代的な建物。
看板もどこかかっこいい。
テラスになっている部分はレストランです。
併設のレストランでは外で目の前に広がる海を眺めながら食事ができるのです。こちらの写真は横須賀美術館側から海を眺めたときのもの。いい雰囲気です。暑いけどね。
恋人の聖地はエレベーターで屋上まで登ったすぐのところにあります。もう、隣がエレベーター。なお、展示場以外はチケットがなくても入ることができます。私が行ったときはウルトラマンの展示をやっていて親子連れの客が多かったです。
プレートには恋人の聖地プロジェクトに関する記述がありますが、さすがに室内に展示されているので、他の聖地のように錆びていたりすることはないですね。きれいなままです。
聖地から海を望めます。
屋上広場で恋人の聖地がある一角です。螺旋階段とエレベーターが入っている建物の中に恋人の聖地のプレートも設置されています。
横からだとこんな感じです。
建物の中には双眼鏡も設置されていますが、メーカーは我らがNikonです。
ちなみに反対側は山です。
横須賀美術館の目の前には貸しボートのお店もありました。
どこかしら昭和な懐かしさを醸し出しているお店ですね。
ちなみに横須賀美術館のすぐ近くには防衛大学校、防衛大学校関連の宿舎が立ち並んでいます。さすが、横須賀って感じです。
観音崎公園という広大な土地の中にある美術館で、他にもいろいろ回ってみたいところがあったのですが、なにせ外が暑かったので、今回は美術館に的を絞ってみました。次来るときは観音埼灯台にも立ち寄ってみたりしたいなと思いつつ、美術館をあとにしたのでした。