標準メモアプリ活用元年

いままではiPhoneやMacなどでメモをする時はEvernoteを使っていましたが、今年から標準のメモアプリを活用していこうと思います。

去年の記事で「iPhoneの「メモ」アプリを見直してみる」というのを書きました。iPhoneの標準のメモアプリが意外に便利であることを書いてみましたが、今年はその便利さを実感していこうと思います。

私はそれまでメモなどを含め、あらゆる情報をEvernoteに詰め込んできました。Evernoteに詰め込んでおけば、いざというときに情報を引き出すことができて、便利です。そんな便利なEvernoteから標準のメモに移ろうと思ったきっかけはいくつかあります。

まず、テキストの検索は圧倒的にメモアプリが早いです。iOSだったりMacならOS XのSpotlight検索でメモ内を検索することができますので、わざわざアプリを立ち上げなくても欲しい情報を探すことができます。テキスト検索が便利すぎるというのが、まずひとつの理由です。

もう一つはEvernote社に不安を覚え始めたことです。Evernoteは去年の暮れに買収したSkitchというアプリの終了を発表しました。それ以外にも、Evernoteは頻繁にサービスを終了しています。サービスを終了するなら買収するなということですが、簡単にアプリやサービスを終了するその体制に不安を覚えたのです。Evernote本体そのものはまず終了することはないかもしれませんが、簡単に既存サービスを終了する会社のサービスって、やっぱり不安になりますよね。せっかく使っていたのに、もうやめるよと突然言われたら、それまで蓄積したデータはどうすればいいのでしょうか。Adobe Revelでは痛い目を見ました(「【2016年2月23日まで】Adobe Revel終了のお知らせ!」を参照してください)。

サービス終了でいろいろなクラウドストレージを渡り歩いてきた経験が、Evernoteのサービスを簡単に終了する体制に不安を覚えてしまうのです。同じ理由で、Googleのサービスもあまり信用していません。Gmailは使っていますが、Googleがいろいろなサービスを終了していることに不安を覚え、Google Driveは早くから移行してやめてしまいました。

あまり使われていないサービスを終了する、あるいはコストがかかりすぎているサービスを終了するというのは、会社としてはいいことでしょうし、会社が存続するための一手であるということも理解はできますが、便利に使っていたユーザーからすれば悲しいものがあります。移行コストもかかりますし、別の代替サービスがすぐに見つかるとも限りません。

そういう意味で、Evernoteに依存しまくるのは少し考え直そうという気持ちになったことが大きな原因です。

もちろん、Evernoteにはメモにはない機能がたくさんあります。画像をOCRしてくれてテキストとして認識してくれますし、Webクリップも便利です。スキャンした画像を保存する場所としてはEvernoteは最適な場所だと思います。

なので、Evernoteを使いつつ、テキストの情報やなるべくメモアプリに入れていくという使い分けを行っていきたいと思います。リスク分散ってやつですな。からなずしもひとつの会社がいつまでもサービスを継続し続けるとは限りませんので、ユーザー側であるていどは依存度を減らしていくことが大切なのではないかなと思う今日この頃です。