黒崎そごうのいま
かつての黒崎そごうのいまを写真で綴ってみます。
黒崎そごうはかつて子供だった頃、祖母によく連れてきてもらいました。かなりの高確率でおもちゃを買ってもらえたものです。祖母は夕食の材料などをよくそごうで買っていましたので、昔はずいぶんと景気のいい時代だったんだなといまは思います。
当時、そごうに行くのは楽しかったです。おもちゃを買ってもらえたからなんですけど、行くときは”よそ行きの服”を着ていきます。いま思えばなんともないのですが、当時はデパートというとちゃんとした格好で行くところでした。
古き良き時代は長く続くことはなく、黒崎そごうはそごう破綻の影響で黒字だったにもかかわらず、2000年12月25日に閉店となりました。その後、井筒屋黒崎店としてそのままの建物が存続しています。
八幡方面からバスに乗ってよくきていました。
↑ 八幡方面からの旧黒崎そごう。
黒崎そごう前で下車すると待っていたのは2階に上がるエスカレーター。
↑ そのエスカレーターを上っていくと2階に入ることができます。
今回は八幡方面から歩きで向かいました。
↑ 八幡方面から旧黒崎そごうに到着。
↑ ソフトバンクがありました。
↑ コクミンやベスト電器が入っています。
↑ 子供の頃、人であふれかえっていたとは思えないほど閑散としています。
↑ ロッテリアが入っているようです。
↑ 目の前にある黒崎ロキシーも閉館したままだそうです。
↑ 2階に上ってみました。メイトの看板があります。
↑ 井筒屋の看板も見えます。
↑ 2階にも人はいません。当時の面影はあるのですが、人が消えてしまいました。
↑ 駅前広場の豪華さは当時の繁栄を思わせます。目の前にはCom Cityが見えます。
現在はあとを引き継いだ井筒屋黒崎店がありますが、入ってみると人はあまりいませんでした。駅前にある商店街もほとんどがシャッター街となっています。
そごうがあった頃って、すごかったんだなと思います。街が活気にあふれ、人々にも元気があり、そして明るかった印象があります。古き良き昭和の時代というかバブル時代というか、そういう時代に生きた人たちはいまどんな生活をしているのでしょうか。
また日本が当時のような誰もが明るく、地方の街でも活気にあふれるような、そんな時代がくるのでしょうか。
そんな当時に思いを馳せながら黒崎の街を散策した一日を過ごしました。