注文履歴のユーザビリティはなおざりにしてはいけない

注文履歴って、意外と必要になって見たりしますので、「どうせそんなに使わないだろう」なんて考えで、テキトーに作らないほうがいいと思います。

懐中時計の電池交換に行ったときです。丸の内の丸善に入っている時計屋さんで交換してもらいます。いつもは1時間ぐらい預かって交換となるのですが、今回は空いていたためなのでしょうか、すぐに作業をしてくれました。

そのときに、時計屋さんから「いつ頃から使っていますか?」と問われ、購入時期を調べようと買ったサイトの注文履歴の画面にアクセスしました。

ところがそのショッピングサイト1、注文履歴の画面で商品名で検索できないし、動作がかなり重い。時計屋さんの質問にはちゃんと答えられませんでした。

直近の注文はすでに表示されている状態で、検索するときに「注文番号」を使うケースはどれぐらいあるでしょうか。

頼んだものがまだ届いていないときに、注文時に送られてくるメールを見て注文番号で探すことはあるかもしれませんが、そこはちゃんと考えられていて、直近の注文をデフォルトで表示していて、検索の手間を省いているのです。

だから、検索は過去の注文を表示したいときに使うのが自然だと思うのですが、しばらく経ってから注文番号なんてわかるのでしょうか。あるいは、目的の商品を買ったときの注文番号を探せますか。そこは、商品名とかで検索できたほうがいいと思うのです。

というか、日本企業のショッピングサイトって、こういうの多いです。

無印良品の購入履歴が前年度までしかなくて使いづらい

そんなんじゃ黒船に勝てませんよ。ちなみに、アマゾンさまは…

すばらしいです。タイトル、カテゴリー、お届け先で検索できます。しかも、サクサク検索できます。

ユーザーに、いかにサービスを便利に使ってもらうかを貪欲に追求する姿勢が感じられます。こういう細かいところまで気が回るようになると、ファンも増えるというものです。

  1. もう言っちゃおう。ヨドバシ.comです。

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