時刻表の見やすいレイアウト

君津駅の時刻表
君津駅の時刻表

君津駅の時刻表
かなり前の写真ですが、Evernoteを整理していたら掘り出てきたのでネタにしました。

見やすいレイアウトの時刻表がありましたので紹介します。時間と行き先だけでなく、発車番線をわかりやすく表現しています。

時刻表を見ているとき、電車の時間だけでなく何番線に行けば電車に乗れるのかがわかりやすく表示されているとみやすいです。駅でよく見かける時刻表は時間別に行が区切られていて、分と行き先が書かれています。発車番線は書かれていないか、書かれていても欄外にマークが書かれていて、星マークが2番線などとマークで表現されています。星マークだと、知らない人は何のマークなのかすぐにわかりません。欄外に目を移すことに気づけばいいですが、急いでいるときは気づかなかったりします。

JR君津駅で見かけた時刻表は、発車番線がわかりにくいという問題を見事に解決していました。まず、この時刻表で何が違うかというと、Excelのセルのように区切られています。通常の時刻表は列は区切られていません。行の時間のみが区切られています。1本1本の電車の時間を縦と横の線で明確に区切っているので、とても見やすいです。

1区画をさらに3分割してより細かい情報を見やすく分けています。上段に発車番線と特急なのか快速なのかという電車の種別、真ん中に大きな字で発車の分があります。さらにすごいのは下段に小さいながら何両編成なのかの情報を詰め込んでいます。そして、これだけ情報を詰め込んでいながら見やすさはまったく損なわれていません。むしろ見やすいです。

情報の重要度によって文字の大きさをかえていることも見やすさに貢献しています。一番気になる時間の情報は字を大きくして見やすくしています。発車番線や電車の種別など、必要になる付属情報を中程度の大きさで上の段と真ん中の段の分の横に配置しています。なくても困らないけど、あったらうれしい編成情報を下の段に小さく載せています。

情報量が多くなれば見やすさに影響が出てきがちですが、この時刻表はその点を見事に解決しています。この時刻表を作成したデザイナー(駅員さん?)は、情報の重要度と情報量をよく理解し、見やすいレイアウトに配置したのだと思います。ほかの駅も、この時刻表に習えばいいのにと思ったりします。

お見事だと思った駅の時刻表でした。

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