自分のフォトストリームと共有フォトストリームの枚数上限時の動作の違い

フォトストリームの枚数制限と上限に達したときの動作に関して、自分のフォトストリームと共有フォトストリームの違いを確認しておきます。

iPhoneで写真を撮影するとカメラロールに保存され、Wi-Fi接続時にフォトストリームにアップロードされます。一度フォトストリームにアップロードされれば、iPhone上で写真を削除しても、フォトストリームから写真を取り出すことができます。また、フォトストリームの写真はMacや他のiOSデバイスで共有することができます。

このフォトストリーム、枚数制限はあるのでしょうか。上限に達したときはどうなってしまうのでしょうか。

その前に、フォトストリームには「自分のフォトストリーム」と「共有フォトストリーム」があるということを理解しておく必要があります。

まず、「自分のフォトストリーム」というのはiPhoneで撮影した写真がWi-Fi接続時に自動でアップロードされる場所です。このフォトストリームは自分しか見ることができませんので、「自分のフォトストリーム」です。

では、写真を友達と手軽に共有するにはどうすればいいか。「共有フォトストリーム」を使います。写真から共有メニューを開いて「フォトストリーム」を選べば「共有フォトストリーム」に写真を保存できます。そのときに、新しくフォトストリームを作るかどうかを選ぶことができます。

フォトストリーム作成時のオプションで「公開Webサイト」を「オン」にすれば、ネットで誰でも写真を見ることができる状態にできます。特定の人に共有する場合は「宛先」を指定することで、写真を「共有フォトストリーム」で共有できるのです。

フォトストリームに保存できる写真の枚数は「自分のフォトストリーム」、「共有フォトストリーム」それぞれ1000枚まで保存することができます。ただし、上限に達したとき、つまり1000枚に達したときの動作が異なります。

「自分のフォトストリーム」では、直近の1000枚が保存されます。つまり、1000枚を超えた場合は古い写真が削除されて、新しい写真が追加されていきます。写真を撮れば取るほど、どんどん入れ替わっていくのが「自分のフォトストリーム」です。

「共有フォトストリーム」では、1000枚まで保存できますが、追加で写真を保存する場合は、どれかほかの写真を削除してから保存しなくてはいけません。古い写真が自動で削除されることがないのです。せっかく思い出の写真を共有したのに、1000枚超えたからといって削除されて新しい別の写真に入れ替わっていたら悲しいですものね。

フォトストリームの枚数制限と上限に達したときの動作に関しては、次のように覚えてみてはいかがでしょうか。

自分のフォトストリーム: 1000枚まで自動で上書き
共有フォトストリーム:  1000枚まで自分で上書き

フォトストリームとiCloudのストレージの関係ですが、フォトストリームにいくら写真を保存してもiCloudのストレージは消費しません。フォトストリーム分の容量はiCloudのストレージとは別扱いになっているみたいです。

最後に、フォトストリームに関する情報が詳しいリンクを張っておきます。

iCloud:フォトストリームに関してよくお問い合わせいただく質問 (FAQ)

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