大鳴門橋の眺め
鳴門海峡の渦潮を見学するにあたり、鳴門公園にある大鳴門橋に行ってきました。日本の道100選にも選ばれているそうです。
鳴門駅から路線バスに乗り継いで鳴門公園に向かいました。
鳴門公園には渦潮を真上から眺めることができる大鳴門橋と架橋記念館エディがあります。この日は船から渦潮を見るために渦潮が一番いい状態で見ることができる12時出航分に乗船する予定で、出航まで1時間ほど時間がありましたので、公園によってみました。
大鳴門橋は神戸淡路鳴門自動車道という周辺地域の名前全部入りな自動車道が走っている橋で、鳴門海峡、明石海峡を渡って、鳴門、淡路、神戸をつないでいます。その鳴門と淡路島をつないでいる部分が大鳴門橋です。
↑ 神戸淡路鳴門自動車道が走っています。名前が全部入りです。
大鳴門橋は着工が1976年と私の生まれた年に工事が始まったとのこと。大鳴門橋はオイルショックにより着工が延期されたり、道路単独橋とするか鉄道部分も併設して鉄道と道路の併用橋にするかどうかは国と自治体でいろいろもめたりしたようです。完成したのは1985年6月8日。道路の下の鉄道を走らせる部分は四国新幹線をしく予定だったようで、現在は渦潮を観察できる「渦の道」という観光施設になっています。
↑ 大鳴門橋にはバス停もあるようです。
大鳴門橋のすぐ近くにある大鳴門橋架橋記念館エディでは大鳴門橋に関する資料や渦潮に関する資料、子供向けのアミューズメントがあります。渦潮に関してはラルスと名乗るカモメのキャラクターが、渦潮ができる仕組みを説明してくれます。お風呂みたいに海の底に栓があるわけではないんだよ、とのこと。また、大鳴門橋を自転車で渡ることができるシミュレーター、お魚に触れようコーナー、カニに挟まれようコーナーがありました。
記念館を一通り見て回って表に出るとすでに潮の流れができており、渦潮観測船も見えました。渦潮観測船では渦潮にかなり近づけるようです。
↑ すでに渦潮は始まっていました。
なお、チケットは「大鳴門橋架橋記念館エディ」と渦潮を見ることができる橋の下の施設「渦の道」のセット入場券が900円でお得です。
大鳴門橋架橋記念館エディ
住所: 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦福池65
Web Site: 渦の道