ミラクル エッシャー展に行ってきた!
上野の森美術館で開催されているエッシャー展に行ってきました。
だまし絵1というと聞いたことがある人も多いと思います。有名なところでは『滝』という名の絵で、水車の水が上に登って行って、流れ落ちてまた水車を回すという絵。私ははずっと絵だと思っていたのですが、これ実は版画なんです。
そもそも、エッシャーは版画家で『滝』もリトグラフ2です。エッシャー展で解説されていた、作品における版画技法は以下通りです。
- 凸版版画
- 板目木版
- 木口木版
- リノカット
- 凹版版画
- エッチング
- メゾティント
- 平板
- リトグラフ
それぞれの解説は図録に書いてありますのでそちらに譲ります。
上野駅の公園口改札を抜け、信号を渡って左側の道を進んでいくと看板が見えます。
2番目の看板を過ぎるとまもなくです。
大きくエッシャー展の壁広告が見えてきます。この建物が上野の森美術館です。
入口脇にチケットを買うブースがありますので、まずはそこで券を購入します。チケットの料金体系はこんな感じ。
チケット料金 | 当日券 | 前売券、20名以上の団体 |
---|---|---|
一般 | 1,600円 | 1,400円 |
大学生・高校生 | 1,200円 | 1,000円 |
中学生・小学生 | 600円 | 500円 |
小学生未満 | 無料 |
その後、ロッカーがあって建物に入るとすぐに入場となります。ロッカー入り口前しかありませんので、荷物を預ける場合は入る前に済ませておく必要があります。ロッカーは100円で、取り出すときに返ってくる方式です。
音声ガイドは550円。ナビゲーターはバカリズム。とは言っても、「トツギーノ!」とはならず、いたって普通の音声ガイドです。80番で公式ソング、サカナクションの「バッハの旋律を夜に聴いたせいです。」が途中まで聴けます。
展示会は1階だけでなく2階に上る場面もありますので、足の悪い人は係員の世話になることになるのだと思います。
エッシャーというとだまし絵という印象ですが、すべてがすべてだまし絵ではなく、幾何学図形をモチーフとした作品や『バベルの塔』など聖書をテーマとしてもの、イタリアの風景画、人物画や広告のための版画など多彩です。
「でんぐりでんぐり」という名のオリジナルキャラも出てきたり、有名なだまし絵だけではく、いろいろ楽しめる内容となっています。
ミラクル エッシャー展(上野の森美術館)
住所: 東京都台東区上野公園1-2
ウェブサイト: http://www.escher.jp
開館時間: 10:00 〜 17:00(毎週金・土曜日は20:00)3
- トロンプ・ルイユって言うらしいよ。 ↩
- 版画の一種。リトグラフ – Wikipediaを参照のこと。 ↩
- 入館は閉館の30分前まで。 ↩