小さな財布を購入して長財布という呪縛から解放された
小さな財布を購入しました。それまで使っていた長財布から解放され、想像以上に気持ちよくなりました。
財布に関してはいろいろと紆余曲折がありました。そして、ここにきて小さい財布を購入し、いろいろなことから解放されて気持ちよかったので記事にしてみました。
ブランドにかぶれた若い頃
若い頃というのは馬鹿なやつほど自分を大きく見せたいと思い、ブランド品ばかり買いあさるものです。そんな私も例外ではなく、20代になる前に財布をルイ・ヴィトンのものにしました。財布に入っているお金よりも財布のほうが高いとよく馬鹿にされたものです。
ルイ・ヴィトンのモノグラムの長財布をずいぶんと長い間使い続けました。さすがはブランド品だけあって、すぐに壊れるということはなく、次に財布を買い替えるまで現役でした。
ブランド品というものは、それはそれでものがいいのですが、ブランド品ありきで購入したものですから、決して使いやすいものではありません。
長財布神話に惑わされたビジネス書厨時代
いままで使っていた財布に特に不満はなかったのですが、一時期ビジネス書にはまり、変にアホな時代がありました。
長い財布のほうが年収が上がるという神話や茶色や黄色の財布を持つと金運があがるという風水ものなど、根拠のない言説に惑わされた時代があり、長財布を新しく購入しました。
もちろん、札と小銭は分けないとお札が機嫌を損ねて出て行ってしまうので、お札と小銭は分けていました。
んなアホなと思うのですが、当時はそんなことも頭に浮かばなかったようです。
で、年収があがったかというとあがるわけがないのです。
まあ、当然ですね。
事実、年収の高い人で財布が二つ折りのものだったり、無造作にポケットにそのまま入っていたりする人がいるものです。お札を折るとお札が嫌がって出ていくのであれば、その年収の高い人たちはいまお金を持っていないはずです。
まあ、そんなアホな時代がありました。
合理的でいいじゃん
財布を使っていていつも邪魔だなと思うようになって、ついに財布を変えようと思い、小さい財布を購入しました。
それまではお札が入る長財布と小銭入れが別々だったので、支払いのときにふたつの財布を取り出さなくてはいけませんでした。お金をふたつに分けて管理するメリットはどこにもありません。よほど札が多いとか小銭を多量に扱うのでなければ、ひとつにまとめておくほうが効率的です。
ネットで持ち運びができる小さい財布がないかと思って探したら、ズバリその名の通り小さい財布がありました。
これじゃん!
即買いです。
変えてみて思ったのは、やっぱり小さいって便利ということです。そして、お札と小銭はひとつにしたほうが遥かに使い勝手がいいということです。
だって、支払いのときにふたつも財布を取り出さなくてもいいんですよ。
だって、小さいからポケットに入れやすいんですよ。
いろいろ病んでいた自分がここにたどり着くまで長かったです。
紆余曲折ありました。
いろいろあったけど私は元気です!
開封の儀
ということで、開封の儀に入ります。
ちなみに購入したのはオレンジ色です。最近オレンジにはまっていて、iPhoneのケースもオレンジにしていることから、同じ色を選びました。
だって、オレンジってかわいいじゃん!
では、いきます!
届いたときの箱です。なかなか高級感が漂っています。
箱を開けるとメーカー(abrAsus)のステッカーが入っていました。Appleもそうですけど、自社のステッカー好きのメーカーって意外に多いですよね。
ステッカーの下には説明書が入っています。
説明書を取り除くと、白い布にくるまれた小さい財布が出てきました。
小さい財布のお出ましです。
小さい財布を広げてみます。お札を入れるところを開いた状態です。お札をいちいち曲げずにそのまま入れることができます。
小銭入れのところを開いてみました。ふたはついていません。財布自体のふたと一体になって無駄を省いているとのことです。
カード入れの部分は一番外側にあります。5枚ほど入るそうです。
実際にお札を入れてみました。
カードも入れて閉じてみます。
ロディアの12番との大きさ比較です。かなり小さいことがわかります。
ロディアの12番と小さい財布の大きさ比較です。今度は開いてみました。
横から撮影したものです。札は折り曲がるといっても折り目がつくほどではありません。小銭入れの部分も少し開いているので、多めに入れても余裕はありそうです。
それにしても、小さいですね。
前の財布
前の財布を少し紹介しておきます。
お札を入れる長財布はルイ・ヴィトンのタイガラインを使っていました。確かイニシャルは無料だったかと思ったので入れた記憶があります。小銭入れはルイ・ヴィトンで気に入ったものがなかったので、ゴールドファイルの小銭入れを使っていました。
新旧財布一同です。上の状態から下の状態にかわったということです。
ずいぶん荷物が軽くなりました。
心も軽くなりました。
変な理由で長財布を使い始めた人は、一度財布を見直してみることをおすすめします。その上で長財布がいいのであれば長財布を使えばいいわけですし、変えてみると想像以上に気持ちよくなれます。
心も財布も心機一転し、新たなる人生を歩んでいきたいと思います。