ショートカットキーは少しずつ覚える
パソコンでショートカットキーを活用すればOSやアプリケーションを効率よく操作できるようになる。ただ、一気にすべてのショートカットを覚えようとすると破綻するので、少しずつ使いながら覚えていくといい。
パソコンを操作していると、繰り返し同じ操作をする場面がよく出てくる。そういう操作は簡単にできるほうがいい。パソコンに詳しい人であれば操作を自動化するスクリプト(プログラムの一種)を組むこともできるだろう。スクリプトを組むことができる場合はスクリプトを組んだほうがいいし、スクリプトが組めない場合でもショートカットキーを活用して、できるだけ操作の手間と時間を節約したい。操作をすることがパソコンを使う主目的ではないので、操作は簡単で短いほうがいいからだ。
そこでショートカットキーを覚えようとするけども、すぐに挫折してしまう人にお勧めなのが、一気にすべてのショートカットを覚えようとしないことだ。やはり、物事を覚えるには繰り返し行うことが重要だ。同じ操作を何度も繰り返し行うことで覚えていくと確実に身になっている。だが、一気に覚えようとするとなかなか頭に入らないし、体に身につかない。覚える量が多くて操作のたびに固まっていては効率も悪くなるというものだ。だから、少しずつ体に覚え込ませていこう。
例えばOSのショートカットなら、まずは「コピー」と「貼り付け」から。それができたら「切り取り」をやってみよう。「切り取り」ができたら「すべて選択」、それから「やり直し」というように徐々に取り組んでいく。覚えようと思った操作が自然にこなせるようになったら次の操作を覚える。少しずつ覚えていけば負担にならないので「あ゛ー、もうやめたっ!」とならない。
一歩ずつ着実に、これはパソコンの操作を覚えるときでも有効だ。