ジェットタオルは横が開いているタイプがいい!

ビルのトイレで見かけるジェットタオルですが、横が開いていないタイプより、横が開いているタイプのほうが使いやすいです。

オフィスビルやデパートなどのトイレで見かける風を手に当てて乾かすジェットタオルは、大きく分けて3種類あると思います。まあ、もっとあるのかもしれませんが、私が見かけるのは3種類です。

ひとつはドライヤータイプで、上から風が出てきて、下に手をかざして乾かすタイプです。これはあまり風量がなく、手を乾かすのも時間がかかるので、あまり好きではないですし、実際にそう多くは見かけません。

残りのふたつは手の水滴を吹き飛ばすタイプです。ボックスのようなところに手を入れて、前と後ろから風が出てきて、手を引きながら手に付いた水分を吹き飛ばしていきます。このタイプは、さらに2種類に分けられます。

ひとつはボックスの両脇が開いているタイプです。もうひとつは完全にボックスになっているタイプ。

私は両脇が開いているタイプが好きです。というか、もっとも使いやすいと感じています。

両脇が閉じていると、上から手を入れていくのですが、手を入れている途中でセンサーが反応して風が出てきます。すると、手を入れる途中の状態で風が当たるので、そのまま手を入れ続けると水分が上に上がってきてしまうのです。

手を入れ切る前にセンサーを反応させないためには、手を勢いよく入れる必要があり、そうすると勢い余って下の水が溜まっているところに指が付いてしまい、また手を洗わないといけなくなります。そうならないためには、手をグーの状態にして勢いよく入れて、センサーが反応して風が出てきたら徐々にパーにしていくという面倒なことをやる必要があるのです。

でも、両脇が開いているタイプなら、両脇から手を入れることができるので、手を完全に入れた状態でセンサーが反応します。つまり、ちゃんと手首に風が当たる位置にまで手を入れ切った状態で風をスタートできるので、閉じているタイプのような難儀なことはしなくでいいのです。

トイレのジェットタオルは、設置者にしてみれば両脇が閉じているほうが水の飛び散りがないのでいいのかもしれませんが、利用者にしてみれば両脇が開いていたほうが圧倒的に使いやすいのです。両脇が開いているタイプのジェットタオルを設置しているビルオーナーのほうが、ビルの利用者のことを考えているなと思います。

ちなみに、両脇が開いているタイプのジェットタオルは三菱製がほとんどなので、すべてのビルオーナーは三菱製のジェットタオルを導入してもらいたいと思っています。

このことを人に話すと「気にしたことがない」と言われることが多いのですが、気にしたことはないですか?

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