ひとつだけ聞いてもいいですかの不思議

質問してくるときに、必ずこのような言葉をかけてくる人がいます。「ひとつだけ聞いてもいいですか?」とか、「ひとつだけ教えてください」とか。

ひとつだけ聞いてもいいですかという言葉をかけて質問してくるのはいいでしょう。ひとつだけ質問したいのですから。受けるほうもひとつだけ質問に答えてもいいと思うから、いいですよと答えます。

しかし、この「ひとつだけ聞いてもいいですか?」という言葉を放つ人の質問は、ほとんどの場合で複数存在します。暇なときならいいですが、忙しくて、次の予定のために出かけなければならないときに「ひとつだけ聞いてもいいですか?」と言っておきながら、なし崩し的に複数の質問をされるのは非常に迷惑だったりします。

ひとつだけの質問に答えて、その答えを受けて疑問に思ったことを聞いてくるのはいいとして、まったく別の質問をしてくるのにもかかわらず「ひとつだけ聞いてもいいですか?」と言うのです。

かといって、次の質問をしてきたときに「ひとつだけって言いましたよね?」や「それはふたつ目の質問ですね」なんていうと、なぜかうざい奴レッテルを貼られたりするのです。ひとつだけと言っておきながら質問がひとつではないほうに非があるのにもかかわらず、質問を受けたほうが悪者扱いです。

複数の質問があるのであれば、最初から「いくつか聞きたいことがあるのですが」と言えばいいのに、なぜか「ひとつだけ聞いてもいいですか?」で質問を始めます。

「ひとつだけ聞いてもいいですか?」って言いたいだけのような気がしてきます。「ひとつだけ聞いてもいいですか?」って言っている俺カッケーとでも思っているのでしょうか。思えば、意識高い系の人がよく使っている気もします。

いくつか質問があるというと「忙しいから」と言う理由であとまわしにされやすいから、ひとつだけと言っておけば受けてもらえる確率が上がるだろうという理由で「ひとつだけ…」と言うのであれば、はっきり言って迷惑です。思いやりのない自己中心的な考えだと思います。

もし「ひとつだけ…」が癖になって意識しなくても口にしてしまうのであれば、治したほうがいいと思います。