鏡面磨き(ハイシャイン)は優しくなでるように

鏡面磨き後の靴

靴を磨くときはいつも鏡面磨きを施します。プロではないのでうまくいくときといかないときがありますが、大体コツがつかめてきました。

自分ではあまり気にしないことが多い靴ですが、人は意外に靴を見ているもので、靴がきれいかどうかでその人の印象は変わってきます。足下までに気を使える人はすべてに置いてちゃんとしているという印象を持たれることが多いようです。逆に言えば、足下さえしっかりしていれば好印象を与えることができるということなのです。鏡面磨きで輝かせる必要はないのですが、十分にメンテナンスされた靴を履いているのは、ものを大切に扱う人という印象を与えます。

定期的な靴磨きだけでなく、家に帰って靴を脱いだらその場で1分使って靴をブラッシングするだけでもきれいな状態を維持できます。このブラッシングだけできれいな状態が長続きしますので、定期的な靴磨きの回数を減らすこともできます。

そういうわけで靴には気を使っていますが、私の場合は見た目云々よりも「輝いている靴を履いている俺、カッケー」的なエゴのほうが大きいような気がします。そして、鏡面磨きをして、だんだんと輝いていくようすを見て達成感を味合う。人の見た目よりも自分の満足感で靴を磨いています。

この鏡面磨きというのがなかなか時間のかかる作業で、私の場合はだいたい1足に2時間からうまくいかないときは3時間ほどかかってしまうことが多かったです。プロの鏡面磨きは見たことがないのですが、営業していくには数をこなす必要があり、ひとつの靴にそれほど時間をかけることはできません。なので、プロがどのようにして時間を短縮しているのか、どのような磨き方をしているのかはわかりません。完全なる我流です。プロの仕事を一度は見てみたいと思っているのですが、なかなかいく機会がなくて見れていない状況です。

最近になって、ようやく2足で2時間から3時間ぐらいで磨けるようになってきて、大体コツはつかめてきたかな感が出てきました。靴磨きというと「磨く」という言葉から「こする」ようにしがちですが、鏡面磨きでは「なでる」ほうがすぐに輝きます。表面をなぞるぐらいな感じで磨いていくと、比較的に早く表面に輝きが出てきますので、ワックスをつけ、水を1滴垂らしながら磨いていき、それを数回くりかえすことで、それほどワックスをあつく塗らなくても輝かせることができます。

コツをつかむまではなかなか輝かなくて、何度もやり直したり、何時間もかかったり、苦行のようでしたが、コツをつかんでさえしまえばなかなか楽しい作業です。

今度は、プロの靴磨き屋さんのところに行ってみようかなと思っています。

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