財布にクレジットカードは入れるな
クレジットカードは財布ではなくカードケースに入れる。こうすることで、いざというときに困らない。
財布にはカード入れがついている。ここにクレジットカードを入れている人も多い。財布を取り出せばお金にもクレジットカードにもアクセスできる。便利だ。だが、いざというときに困ることになる。
もし、財布をなくしたらどうすると自分に問いかけてみよう。交番に行って遺失物の届け出をするのはいいが、そのあとでどうするかを考えてみよう。出かけた先で財布をなくせば、交通費がなくて帰ることができない。なぜなら、財布をなくすことで中に入っているお金とクレジットカードを同時になくすことになるからだ。
クレジットカードは別途カードケースを用意して、お金とは別にしておく。こうしておくことで、財布をなくしたときでもクレジットカードで対応できる。カードケースをなくしたときも、財布に入っているお金で対応できる。リスクの分散化である。
お金とクレジットカードを分けると不便だという意見もあるかもしれない。だが、本当に不便だろうか。支払いをするときに、お金かクレジットカードかどちらかを使う。同時に使用するシーンはない。であるならば、お金とクレジットカードを別のケースに入れても不便ではないだろう。
荷物が増えるという意見もあるだろう。カードケースのサイズていどの荷物でも増えるのが嫌であれば何も言うまい。だが、カードケースを持つことで、いざというときに柔軟に対応できるのだ。財布をなくしたときに、料金を支払うことができるかできないかというのは大きい。カードケースぐらい増えても、いざというときのためにクレジットカードとお金を分けてリスクを分散化しておくほうが得策ではなかろうか。
お金とカードの入れる場所を分けることで、財布をすっきりさせることができるというメリットもあるので、是非とも分けてみよう。