Pokémon GOがすべての悪者になる風潮
日本でPokémon GOが配信されてから、何かにつけてPokémon GOのニュースが流れるようになりました。
Pokémon GOのめずらしいポケモンを画面キャプチャーしてシャッター音が鳴ったことで、無断で撮影されたと勘違いされて暴行を受けたとか、運転中にPokémon GOをやっていて摘発されたとか、いろいろあります。
これらはきっかけはPokémon GOではありますが、よくよく考えてみると、いままででも起こりえたことばかりです。
例えば、暴行を受けたやつはシャッター音が原因で、Pokémon GOではなくても画面キャプチャーを撮れば同じことですし、運転中にスマートフォンをやっていて摘発されるのは、Pokémon GOに始まったことではなく、いままでもあったとこです。たまたま使っていたアプリがLINEやモンストではなくPokémon GOだったというだけです。他のアプリではニュースにもならないけど、Pokémon GOだから表に出てきただけだったりするのではないでしょうか。
街を見てみると、私個人の感覚ですが、Pokémon GOをやっている人は、叩かれやすさを意識してか、道の端や公園などで立ち止まって画面を見ていることが多く、Pokémon GOをやっていない人のほうが歩きスマホしていたりします。
なんでもPokémon GOに関連付けて話をすると、本当のことが見えなくなってしまうような気がしてなりません。メディアは自社の記事が売れればいいから、とりあえずわかりやすく悪者にしやすいPokémon GOに何かとかこつけていますが、本当に歩きスマホしている人のほとんどがPokémon GOをやっているのか、Pokémon GOが始まったから検挙数が増えたのか、よく注意して見ていたほうがいいと思うのです。
メディアのことだから、そのうちPokémon GOがリリースされたから北朝鮮からミサイルが飛んできたなんて報道をし始めたりするかもしれません。