dlvr.itとFeedサービスの連携でGoogle+の投稿をTwitterやFacebookへ反映する

Google+の投稿をTwitterやFacebookに反映させたい場合はGoogle+をFeed化してくれるサービスでGoogle+をFeedに変換し、それをdlvr.itで取得してTwitterやFacebookに反映することができる。

Google+が出現してからTwitterやFacebookよりもGoogle+に時間を取られる人も多くなったのではないだろうか。最初はそれぞれに別々の投稿をしていたものの、なかなか使い分けを見いだせなくて結局同じ投稿をすべてのサービスに対して行っている人も多いのではないだろうか。同じ投稿をすべてのサービスに対して行うなら一度で済ませたい。そんなときはGoogle+をFeedに変換してくれるサービスとdlvr.itを連携させることで一度の投稿で複数のサービスへ同じ投稿を反映できる。

まず、メインの投稿はGoogle+で行う。そして、Google+の投稿をPlusFeedでAtom形式に変換する。PlusFeedは登録なしで利用できるサービスだ。URLに自分のGoogle+のIDを含めるだけでいい。というはずだったが、PlusFeedGoogle AppEngineの料金改定に伴いサービスを終了してしまった。そこで、代わりにPlu.srを使うといい。Plu.srも同様にGoogle+の投稿をFeedにしてくれる。

http://plu.sr/feed.php?plusr=117758660750195580596
(私のアカウントです)

(追記)dlvritPlusのほうが投稿が長い場合のFeedのタイトル省略方法(Plu.srだと長いと「…」のみになる)や画像付きということもあり、Facebookへの投稿時に便利なのでPlu.srよりもdlvritPlusをおすすめする。

http://dlvritplus.appspot.com/117758660750195580596
(私のアカウントです)

ここまで完了したらdlvr.itを使ってPlu.srdlvritPlusで変換したフィードを取得する。dlvr.itは登録が必要だ。登録したら「Add Route」で「Sources」に配信元であるGoogle+をフィードに変換したPlu.srdlvritPlusのURLを登録する。そして、「Destinations」に配信先のTwitterやFacebookを指定する。

「Sources」のほうはそのまま登録し、「Destinations」のほうはTwitterに関しては「Post Content」の項目で「Post Title」の選択を外し「Post Body」と「Post Link」を選択する。「Post Title」では文字数が限られるので、できるだけ多くの情報を流したい場合は「Post Body」にしておくことをおすすめする。なお、文字数がオーバーする前に…が付属して「Post Link」が選択されていればリンクがつく。

Facebookのほうは「Post Content」の「Thumbnail Style」を「Auto-Detected From Item Content」にしておくことをおすすめする。この設定でGoogle+での投稿の写真のサムネイルがFacebookに反映される。

なお、以下に注意点を書いておく。

  1. RouteはTwitterとFacebookで別にする。
    ひとつのRouteでGoogle+からTwitter、Facebookと設定できるが、それぞれ別々のRouteで分けておいたほうがいい。私の経験だが、Routeをひとつにまとめていると、TwitterのAPIが遅延して投稿ができなくなるとFacebookへの投稿にも影響が出る。別々にしていることで、どちらかに投稿ができなくても片方には確実に反映される。
  2. Google+で投稿するときに最初の文章は短めにして改行を入れる。
    これも私の経験なのだが、長い文章を書くとTwitterでは「…(URL)」だけの投稿になることがある。おそらく、dlvr.itは英語圏のサービスなので単語の切れ目である半角スペースを識別し、半角スペース単位で文字数を判断して、単語が切れないようにしつつTwitterの規定の文字数に収めるような処理になっているのだろう。なので半角スペースで単語を区切らない日本語だと、最初の文章を長文で改行なしで書くと、ひとつの長い単語という認識になってしまい「…(URL)」という投稿になるのだろう。

一度で三度おいしい連携を実現して楽に投稿しよう。

関連リンク

PlusFeed(サービス終了)
http://plusfeed.appspot.com/

PlusFeedのソース(サービス終了に伴うソース公開 ――自分でAppEngineに登録してくれとのこと)
https://github.com/russellbeattie/plusfeed

Plu.sr
http://plu.sr/

dlvritPlus
http://dlvritplus.appspot.com/

dlvr.it
http://dlvr.it/

Follow me!

Feedlyで新着記事をチェックしよう!

Feedlyでフォローしておけば、新着記事をチェックすることができます。ぜひ、この機会にFeedlyに追加しておきましょう。