Apple Watch Series 4ファーストインプレッション

Apple Watch Series 4の40mmを買いました。身につけ手間もないですが、ファーストインプレッションを書いてみたいと思います。

40mmを買った

Apple Watch Series 2 42mmを使っていました。Series 3までは42mmと38mmのふたつのモデルがありましたが、Series 4になってから44mmと40mmになりました。42mmが44mmに、38mmが40mmにアップしたという形です。バンドも42mmは44mmで使えますし、38mmは40mmで使うことができます。

Apple Watchを選ぶときに、つねに腕につけるため、サイズ感があっているかどうかというのは重要だと思います。Series 2の42mmで「ちょっと大きいけど、まあギリギリ許容範囲かな」という印象を持っていました。Series 4になって44mmとなり、たった2mmとはいえ、いま以上に大きくなるのは自分の腕に合わなくなるだろうと。

合わないサイズのものを身につけるのはストレスになると思い、40mmを選択しました。ディスプレイの解像度が40mmを選んでも、Series 2の42mmよりも大きくなるというのも決め手です。

文字盤がカッコいい

文字盤がカッコよくなりました。「Infograph」というのが追加され、ちょっと高級時計っぽい雰囲気が出ます。「Infograph」はコンプリケーションも8つもあり、情報量も増えました。

文字盤は「文字盤ギャラリー」から追加でき、従来の文字盤も選択できます。追加になった文字盤は、「Infograph」「Infograph Modular」です。

「Fire and Water」や「Liquid Metal」、「Vapor」などの動く系の文字盤はCGで作ったのではなく、わざわざ実際に撮影するほどの力の入れよう。メイキングムービーが公開されています。この3つの文字盤は、watchOSをアップデートすれば、従来のApple Watchでも選択できるようです。

実写の自然な動きとなっています。

Digital Crownに反応が返ってくる

これまでDigital Crownを回しても、ただ回るだけで反応があるわけではありませんでした。Series 4からは回すと反応が返ってきます。回すたびに等間隔の振動があります。指だけで「あ、回っているんだな」と実感できます。

なお、文字盤のようなDigital Crownの操作で何も起きない場所で回しても反応は返ってきません。

動きがサクサク

Series 2という二世代前からのアップデートなので当然かもしれませんが、動きがサクサクで気持ちいいです。Series 2を使っているときは、若干ではありますがもっさりした印象がありました。ちょっとした操作で待たされることもあり、イライラするほどではないですが、ちょっとじれったいと思うことはありました。

まだつけたばかりなのでなんとも言えないのですが、いまのところ反応が悪いとかいう感じはありません。

口元Siriは練習が必要

Apple Watch Series 4からは腕を上げて話しかけるだけでSiriが反応するということになっています。これが使いづらい。というか、かなりコツがいるので、人前でやる前に部屋でひとりで練習することをオススメします。

腕を上げて話しかけるだけでは反応しません。Apple Watchを口元に持っていって話しかける必要があります。唇に触れるかどうかぐらいまで近づけたほうが成功率が高い印象です。また、腕を上げてしばらくして話しかけても反応がないことが多いです。腕を上げて文字盤が表示されたらすぐに話しかけると反応します。

言い方にもコツがあります。例えばカップ麺を食べたくて、お湯を入れて3分間待ちたいとします。そのときに腕を上げて「3分タイマーをセット」と言うより「タイマー3分」と機能名を前に出したほうが反応がいいように感じました。

スポーツループの生地がやわらかくてつけ心地がいい

Series 4とは直接関係はないですが、初めてスポーツループバンドをつけてみて、つけ心地がいいなと感じました。いままでウーブンナイロンバンドをつけていましたが、それ以上につけ心地がいいです。

生地がやわらかく、若干ではありますが伸縮性があり、つけていてストレスになりません。固定の穴がなくてマジックテープで止める方式なので、腕に完全にフィットするのもいい感じです。

固定の穴があるバンドの場合、どうしても上下にずれてしまうことがありましたが、好きな位置で固定できるし、ピッタリつけることも緩めにすることもできるので、自分の好みに合わせることができます。

転倒検知は65歳未満はデフォルトオフ

Apple Watch Series 4の目玉機能のひとつとして転倒検知機能がありますが、デフォルトがオフで、初期設定のときに65歳以上であることがわかると自動でオンになるようです。65歳未満の場合でも、iPhoneのWatchアプリで「緊急SOS」の項目から「転倒検知」をオンにすれば使えます。


Apple Watch Series 4の2018年9月21日にApple Watch Series 4が届いて、使い始めて間もないですが、とてもいい感じです。サクサクな動作、スポーツループのつけ心地、小型になって腕で大きく主張しないところなど、買ってよかったと思えるところがたくさんありました。

Series 3は使っていないのでなんとも言えないのですが、Series 2からならアップグレードする価値はあります。気になった機能がなくても、CPUの処理速度が向上しただけでも十分に買い換えてよかったと思えるでしょう。

私は予約開始と同時に購入しましたが、サイズ感が気になるのであれば、店頭で一度試してみるのもいいかもしれません。

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