メール送るときに電話で許可を求めなくてもいいよ
あと、メール送ったあとの確認の電話連絡もいらないよ。
電話で、こういう依頼をするのでメール送ってもいいですかと聞いてくる人がいます。もちろん、いいですけど、メールする前の電話はしなくてもいいですよ。
メールがくればちゃんと対応しますし、不明点があればこちらから問い合わせしますし、電話でメール送信の許可を求めなくてもいいんです。
だって、メールですから。
メールを送ったあとに確認の電話もする必要はないです。
なかなか応答がなくて催促をするというのであれば話は別ですが、メールを送ってすぐに電話して届いたかの確認をする必要はないです。
急ぎの用事で電話とともに資料をメールで送るというのであればわかりますが、ただ届いているだけで「急ぎじゃないんでお手すきのときにお願いします」というのはなくてもいいと思うのです。
メールというのはすぐに相手に届きます1。もし届けられなかったら、エラーメッセージが返ってきますので2、メールを送ったら次の仕事に取り掛かりましょう。
電話をしていると仕事をした気になってしまいますが、生産性を落としている可能性がありますので、必要な電話かどうかを見極めて、不要な連絡はしないほうがいいでしょう。
- メールの仕組みとして、メールの送受信のルール(プロトコルといいます)では、すぐに届くことは保証していないですが、インフラ企業の努力により、すぐに届かないことはありません。昔、インターネットが流行り始めのころはメールを送っても1日後に届いたなんでことがありましたが、いまは障害が起きていない限りはないでしょう。 ↩
- 携帯電話の場合、メールアドレスが間違えていてもエラーを返さないキャリアがありますので要注意です。メールの仕組みとしてのルールでは、メールアドレスが間違えていればエラーを返すルールになっていますが、守っていないキャリアがあるということです。なお、docomoはルール通りちゃんとエラーを返してくれますが、auとSoftbankはルール違反で返してくれません。ちなみに、メールが届かなかった時に返ってくるエラーメッセージを配信不能レポート(NDR: Non Delivery Report)といいます。 ↩