感情的になりやすいことは判断基準を書き出しておくといい
感情的になってしまうことは判断基準を書き出しておくと失敗することがなくなります。ついつい感情的になりそうなことを、あらかじめどうするか決めておきましょう。
ついつい感情的になって失敗することってないですか?
買い物するときに気分が高ぶっていらないものまで買ってしまったり、議論をしているときに怒りと苛立ちに任せて相手を避難してしまったり、投資で感情が高ぶって売り時を失してしまって大損こいたり、感情的になっていると失敗することって多いですよね。
身近なところだと、ついつい感情的になって友達を罵ってしまって喧嘩になったり、Twitterでカッとなってツイートした悪口が拡散されて炎上し、謝罪したりアカウントを削除することになったりします。もっと大きなところだと、株価や為替はそのときの投資家の感情によって左右されますし、政治でも国民感情という言葉があるぐらい感情によって物事が決まったりします。
人と感情は切っても切れないものです。だからこそ、感情とうまくつきあっていきたい。感情的になって損するようなことはしたくないものです。
そこで、感情的になりそうなことは判断基準をあらかじめ書き出しておきます。
手帳でもいいし、スマートフォンでもいいです。外出先でもさっと見て確認できるようなものに書き出しておくと便利です。
判断基準を書き出す段階で、自分が感情的になって失敗しそうなことを考えます。すると、失敗しないためにはどうすればいいかを考えて書くことになります。書き出すことで思考が入って、論理的な判断にすることができるのです。
いろいろなケースでこの作業を行っておくと、感情的になったときに「ちょっと待て」という気になって、判断基準があったことを思い出すことができます。判断基準を確認することで、失敗する確率を減らすことができるでしょう。
例えば、買い物のケースでは「本日限定には手を出さない」とか「店で欲しくなったものは”欲しいものリスト”に加えて次回にまわす」などでしょうか。このように判断基準を決めておくだけで、本日限定だから買っておかないと手に入らないかもしれないという感情的な焦りで必要のないものを買わずにすんだり、ふと欲しくなってしまったものを次回にまわすことでクールダウンでき、本当に必要かを考慮する時間を取れます。
ついつい感情的になってしまうことに対して、ひとつでもいいから判断基準を決めて書いておくと人生もっと幸せになるでしょう。