Apple Watchをしたらスタバから足が遠のいた理由
ふと、最近はスターバックスに行っていないなと思い、理由を考えてみました。
気がついたら行かなくなっていた
最後にスターバックスに行ったのは1、2ヶ月か前だったのでしょうか、そのときから行っていないことに気がつきました。
それまで、毎日に近いぐらいスターバックスに行って、コーヒー、フラペチーノ、ティーを飲んでいました。
もちろん、スターバックスのアプリはインストール済みで、アプリ内に登録したリザーブ店で買ったスターバックスカードに入金をして、アプリで決済していました。
よく行く店舗の店員さんは顔なじみになり、決まった季節に注文するものが同じなので、こちらから注文を言う前に、いつもの注文内容を確認されるぐらいでした。
ある時期を境にスターバックスに行かなくなったのは、飽きたからというのもあるのかもしれませんが、最近の自分の行動を振り返ると、ある共通のパターンを見つけたのです。そして、スターバックスに行かなくなったのも、そのパターンに当てはまったからだという結論に達しました。
行かなくなった理由とは?
最近、私はSuica決済できない店舗を避ける傾向にあります。それは、Apple Watchに登録しているSuicaで決済すれば、財布を出さなくてもいいからです。カードリーダーに腕をかざすだけ。たったそれだけで、決済ができてしまうのです。
この便利さに慣れてしまい、交通系電子マネーが使えない店から足が遠のいています。スターバックスもそのひとつです。
Apple Watchをするまで、時計といったら懐中時計をつけていました。ポケットに忍ばせて、時間を確認したいときに取り出す。この緩やかな動作を悦に浸ってさえいました。
腕時計をすることに抵抗したのは、ひとつは手首が重くなり、キーボード入力の際の邪魔になること、もうひとつは手首をひねるだけで時間を確認できるが故、それが癖になり、人に不快感を与えるのではと考えたことでした。
その証拠に、初代のApple Watchが発表されたとき、私はスルーしました。腕時計なんていらないと思ったからです。
Apple Watch購入決断理由
ところがSeries 2が発表されて状況は変わります。FeliCaに対応し、その中でもSuicaに対応したのは大きなインパクトがありました。それまで、Suicaは定期券として使っており、少額をチャージしてたまに自動販売機でお茶を購入したりしていました。その程度の利用頻度です。
Apple Watch Series 2を買うことで、これまでの生活が変わるだろうなという漠然とした思いから、発売後に注文をしました。日本でApple Payのサービスが始まったのは、Apple Watch発売から少し経ってからでしたが、最初からApple Payを利用する前提で買いました。
だから、通常なら腕時計は左腕につけますが、改札機を通ることを考えて、最初から右腕につけ、腕時計をしている状態に慣らすことから始めました。つけ始めた頃は途中で外すこともありましたが、慣れれば一日中つけていられます。もちろん、購入するときから重量を最重要視して、ステンレスでもセラミックのEditionでもなく、一番安いアルミ製を買ったのです。
iPhone 7を購入しなかったので既存Suicaを読み取ることができず、実際にApple WatchでSuicaを使い始めるのは、定期券が切れるのを待ちましたが、本格的に運用を始めてから、財布を出す回数が激減したのです。
腕をかざすだけに慣れる
最初は改札機からでしたが、手軽さを実感するにつれて、コンビニなどの買い物だけでなく、生活のほとんどの決済をApple Payで行うようになりました。
ラフィネでマッサージしたとき、ヘアサロンでカットしてスパを受けたとき、レストランでランチやディナーを食べたとき、こうして、現金決済をするのは週に1回ぐらいの頻度になりました。
決済するときは腕をかざすだけ、チャージはApple Watchを操作すれば完了、定期券も継続ならApple Watchの操作だけで終わってしまいます。入出金がApple Watchという腕につけたウェアラブルデバイスだけで行われるようになり、次第にSuicaに対応していないスターバックスには行かなくなっていました。
そして、高頻度でドトールに行っている自分に気づくのでした。