ユーザビリティを犠牲にしてまでCtrlクリックを無効にする理由は何だろう?

大手サイトでよくCtrlクリックを無効にしているページに出くわします。何か意味があるのでしょうか?

Ctrlクリックのブラウザーの挙動

通常、ブラウザーでリンクをクリックするときにCtrlボタン(MacだとCommandボタン)を押しながらクリックすると、新しいタブが開いてリンク先が表示されます。

これは、リンクのTargetが「_blank」と指定してある場合でも、そうでない場合でも同じで、必ず新しいタブが表示されて、そのうえでリンク先のページが出てくる動作となっています。

ちなみに、Shiftクリックの場合だと新しいウィンドウが表示されます。

Ctrlクリックを使いたい場面

一般的にCtrlクリックを使いたい場面は、一覧画面と詳細画面を行ったり来たりするのが面倒なときに使います。

一番よく使う例としては、Googleの検索結果ではないでしょうか。検索結果をひとつひとつ見ていくときに、一覧を表示したまま個別のページを新しいタブで見ていき、見終わったページのタブを閉じていくほうが効率よく探しものができます。

とあるサービスの店舗を探す大手のサイトで、店舗一覧を表示してサービス内容を確認するときに、画面を行き来するのではなく、一覧画面をそのままに各店舗のページを開きたいのです。

気になった店舗のタブを残し、スルーしたい店舗のタブを閉じていけば、気になる店舗だけをタブの切り替えだけで簡単に比較できます。

Ctrlクリックを無効にする意味なし

Ctrlクリックを無効にする有効性はいったい何なのかを考えてみました。こういうユーザーに不利益な操作を強いる仕様を採用しているときは、大抵の場合はシステム上の都合であることがほとんどです。

ただし、思いつくのがセッションがうまく保持できないとかぐらいしかありません。つまり、利便性を無視してCtrlクリックを無効にするメリットは一切ないと考えられます。

例えば、右クリック無効処理は、まだ画像などのコピーを防いだり、ソースの表示を防いだりする意図がありますが(まあ、防げないから無意味なんだけどね)、Ctrlクリックを無効にして何が楽しいのかよくわかりません。

Ctrlクリックを無効にしているウェブサイトは、ユーザビリティをもっとよく考えてもらいたいと思います。