Google+でAKB関連の投稿を表示しない設定

Google+をすすめる理由と、AKBに興味がないユーザー向けに、AKB関連の投稿を表示しない設定を紹介する。Google+の居心地のよさを多くの人に知ってもらい、活気あふれるSNSになることを願う。

Google+をベータ版のころから使っていたユーザーとして、AKBなんてあとから入ってきたユーザーにすぎない。Google+はAKB専用のコミュニティーではないと言いたい。だが、次のような評価もまた事実である。

日本人にGoogle+の話をすると、特に使っていない人からは、「AKB?」「あんなの誰も使ってない」という反応が返ってくる。

“AKB”だけじゃない Google+コミュニティの今–有元美津世のSocial Insights – CNET Japan

あな、恐ろしや。

Google+を構成する主なユーザーはベータ版か一般リリース直後ぐらいから使い始めた人柱アーリーアダプターか、AKB目当てで入ってきたファンが大多数を占めている。前者はIT関連の技術者だったり、ITに詳しい、いわゆるギークなユーザーが多く、AKBのことはあまりよく思っていないことが多い。

そんな状況の中で、AKBにも興味がない、ITの技術にもそれほど明るくないユーザーにとって、Google+を使う敷居は高いことが想像できる。mixiを卒業し、ようやくFacebookを使い始めたという状態で、Google+を使う積極的な理由も見いだせないのだろう。そんなユーザーにもGoogle+をすすめたい理由はどこにあるのだろうか。

上で紹介した記事にもあるように「Google+は居心地がいい」というのが正直な感想だ。居心地がいい場所は多くの人に使ってもらいたいし、居心地のよさを体感してもらいたい。では、この居心地のよさが生まれてくる部分はどういうところか。

個人的な見解だが、Google+ではきちんと議論できる土俵とユーザーがあるという部分が大きい。Google+ではユーザーの投稿に対してコメントをつけることができるようになっている。投稿の公開範囲は投稿したユーザーが細かく設定することができる。投稿者はコメントの削除権を持つなど、投稿者がコントロールできる範囲は大きい。不適切なコメントを削除したりできるので、炎上もまったくないとは言えないがおきにくいと言ってもいい。

それに、Google+のユーザーは、相手の話をきちんと聞いた上で意見を言うことができる、きちんと議論することができるユーザーが多いという印象がある。不要にあおったり、自分の意見を押し付けたり、同調圧力が少ないように感じる。このことが「居心地のよさ」につながっているのではないだろうか。

ひとつひとつの投稿に対してコントロールできる部分が大きいので、Twitterのように内輪ネタのつもりで投稿したことが広く拡散されて炎上することも少ないし、Facebookのように自分の利害関係者に気を使って「いいね!」したりしなくてもいいのだ。

この居心地のよさからGoogle+を広くおすすめしたいのだが、まずGoogle+を使い始めたユーザーが最初に辟易する部分というのが、AKB関連の投稿が流れてくることだろう。AKBのメンバーをサークルに入れた覚えがないのに、AKBのメンバーの投稿が流れてくると「うわっ!」という感想を抱き、早々にGoogle+を離れていくことが容易に想像できる。こうならないための設定を紹介したい。

1. 左サイドバーの「ピックアップ」をクリック

Google+の左サイドバー

2. 右上のスライダーを一番左のにドラッグ

Google+のピックアップスライダー

この設定で、AKBの投稿から解放される。正確にいうと「ピックアップ」はAKBの投稿ではなく、Google+で話題になっている投稿が表示されるのだが、現状はほとんどがAKB関連の投稿になっているので、非表示にして問題はない。

このホームに表示するかの度合いを調整するスライダーはサークルごとに設定できるので、義理でサークルに追加したけど、この人の投稿は見たくない場合に、同じ設定にすれば”飼い殺し”状態にすることができる。ここもGoogle+の居心地のよさだろう。

Twitterでリツイートやファボに辟易していたり、Facebookでの「いいね!」に疲れている人にはおすすめなGoogle+である。

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