XPERIA X10を振り返ってみる 〜NTTドコモ解約

XPERIA X10(ドコモ名 SO-01B)を購入したときのNTTドコモの回線を解約しました。XPERIA X10を振り返ってみたいと思います。

XPERIA X10

NTTドコモの回線を解約しました。iPhone 5を手に入れて、それまでお世話になってきたXPERIA X10を使わなくなったからです。

XPERIA X10はドコモが日本ではじめて発売したXperiaシリーズです。これをきっかけに、Xperia端末がどんどん日本に入ってきます。Googleが開発したAndroidのバージョン1.6が搭載された端末です。発売後、人気でしばらく手に入りにくい状態が続いた端末でもあります。

この端末を期に日本でスマートフォンがはやりはじめます。キャリア(通信事業者)の売り込みもあり、他社メーカーもスマートフォンを出してきて、既存の携帯電話(ケータイ、ガラケー)から乗り換える人が増えてきました。日本がスマートフォンに目覚めるきっかけとなった端末と言ってもいいのではないでしょうか。

ソニーエリクソン(現 ソニーモバイルコミュニケーションズ)のサポートもすばらしい端末でした。Googleの頻繁なAndroidのアップデートが続き、他社メーカーが簡単にサポートを断念する中で、ソニーエリクソンはAndroid 1.6からAndroid 2.1にアップデート、さらにはハードウェアがマルチタッチを考慮していない中でソフトウェアで擬似的にマルチタッチに対応、最後にはAndroid 2.3.3にアップデートしました。

* Android 2.3.3にアップデートしたのはグローバルモデルで、ドコモは断念しました。

XPERIA X10は日本のスマートフォン市場にとって象徴的な端末だったのではないでしょうか。

なまじメーカーのサポートが優れた端末だったので、その後のアップデートになかなか踏み切れない端末でもありました。他のメーカーのAndroid端末は早々にサポートを断念し、XPERIA X10自身もドコモというキャリアがメーカーが行った最終アップデートを断念しました。メーカーの最終アップデートを受けるには、サポートを受けられなくなるリスクを冒して、自分でグローバルモデルのファームウェアを入れ替える必要がありました。

Androidはメーカーだけでなく、キャリアの都合でもメーカーのサポートが受けられなくなるということを身にしみて感じました。メーカーがどんなにがんばっても、キャリアの都合でユーザーが不利益を被ってしまうプラットフォームにアップデートしようとは思いません。

ソニーエリクソンの執念のサポートはすばらしかったです。ですが、キャリアの都合が影響してしまうのは残念です。ソニーエリクソンがソニーの完全子会社化になって、XPERIA X10で見せた執念のサポートがどこまで行われるかも未知数です。

そんな中で気になったのは、アップルのiPhoneです。すべてをメーカーが管理し、キャリアが介入しづらい端末に惹かれていきました。次にアップデートするならiPhoneしかないと。XPERIA X10を超える端末はiPhone 5しかないと。

現に最新のiOSであるiOS 6は2009年に発売されたiPhone 3GSもアップデート対象となっています。Androidではこうはなりません。そのようなAndroidに対する絶望感からも「もう、Androidはいいか」という思いが強くなって、iPhoneという道に進みました。

結果的にiPhoneユーザーとなりましたが、XPERIA X10を使うことができたのはよかったと思います。これは経験しなくてはいけない道だったなと。さまざまなAndroid端末が出てきていますが、デザインや端末のできのよさ、サポート、話題性、どれをとってもXPERIA X10を超える端末は出てきていないのではないかと個人的には思います。

XPERIA X10、おつかれさまでした。

いままでどうもありがとう。