メガネなしでデジタル一眼レフを楽しむために視度補正レンズを
視力が悪いと、ピントが合ったとしても、裸眼でデジタル一眼レフのファインダーを覗くとぼやけてしまう。メガネをかけずにくっきりとした像を見るために視度補正レンズを活用しよう。
私はCanon EOS Kiss Digitalを使って撮影をしている。2003年に発売されたデジタル一眼レフカメラなので、もう8年ぐらい前のものだ。このモデルが発売されるまでは、デジタル一眼レフカメラといえば20万超えする高嶺の花であった。このモデルは、当時レンズキットで14万円の価格を実現した画期的なモデルだ。プロやセミプロ、マニアじゃなくてもデジタル一眼レフカメラを手にすることができるようになった。いまのデジタル一眼の低価格と人気はこのモデルが大きなきっかけとなったと言ってもいいだろう。
私はこのモデルを買ったときも視力が悪かった。視度調整ダイヤルを一番マイナスのほうに回して、ようやく像がくっきりと確認できるほどであった。それから時が経って視力も少し悪くなったようだ。いまでは視度調整ダイヤル一番マイナスだけでは足らず、メガネをかけてファインダーを覗いている。だが、メガネをかけたままではファインダーは覗きにくい。やはり裸眼で覗きたい。だから、視度補正レンズの導入を決めた。
視度補正レンズは「+3」~「-4」まであるようだ。近視の場合はマイナス側、遠視の場合はプラス側のものを選択する。どうせ目が悪いのだからと「-4」側を選択した。実際に覗いてから買うのがいいのだろうが、時間もなかったこともあってネットで注文した。現状が一番マイナス側なので、マイナスが行き過ぎてもプラスに戻せばいいだけである。そういう考えもあってヨドバシカメラで注文した。
翌日には届いた。さすがはヨドバシである。早速試してみると、くっきりと見える。相変わらず視度調整ダイヤルは一番マイナスだが、はっきりと見ることができるようになった。だが、ラバーの枠はどうやって取り替えるのだろうか。
別売りだった…
再びヨドバシで注文する。お手数かけるねヨドバシさん。
再び翌日届いて装着。買ったときに付いていたラバーフレームよりも少し厚めなのがいい。気分も上々で、思わず地元を少し散策しながら撮影してしまった。目が悪くても普段からなるべくメガネをかけないようにしている人で、一眼レフカメラを使っているのであれば視度補正レンズはあったほうがいいだろう。
今回購入した品は次の通り。どちらもヨドバシのポイントで購入した。
- 視度補正レンズE -4(ADJUSTE-4)
- ラバーフレームEf(R-FRAME-EF)