中銀カプセルタワービル
汐留を首都高方面に向かって歩いていると、その向こう側に見えてくるひときわ変わった建物。
中銀(なかぎん)カプセルタワービルは、黒川紀章が設計したカプセル型集合住宅で、カプセルがひとつの部屋になっています。カプセル単位で交換できる設計になっているそうですが、いままで交換されたことはないそうです。
1972年に作られたこの独特の外観は、当時の未来観なんだろうなと思われます。21世紀の街はこんな建物だという未来観。それは、昭和も漫画家が空想した未来都市の建物を現在の持ってきた、そんな感じだったのだろうと。
アスベストの問題や建て替えなど、いろいろ騒動があったみたいですが、現在はリノベーション計画が進行しているようです。