Mnemosyneのメモ帳を導入してみる

RHODIAとMnemosyne

RHODIAは罫線が濃い場合がある

仕事でちょっとしたメモや電話を受けた際の走り書き用のメモ帳としてRHODIA No.11を使っていた。RHODIAはサイズが豊富にあり、ミシン目があって切り離すことができ、方眼の罫線が印刷されているので何かと便利だ。

だが、RHODIAは罫線が濃い場合がある。場合があると書いたのは、RHODIAは個体差が大きく、罫線が濃いものもあれば薄いものもある。品質が一定ではないのだ。罫線が薄ければいいが、濃いと書いた文字が見づらくなってしまう。やはり、メモは文字が読めてなんぼである。罫線が薄くて書いた文字が読みやすいメモ帳があればというきっかけで、RHODIA以外のメモ帳を試してみることにした。
RHODIAとMnemosyne

Mnemosyneは罫線が薄い

そこでいろいろ探してみると、マルマンからMnemosyneというメモ帳のシリーズが出ていることを知った。このMとNが重なって読みづらい単語はニーモシネと読むらしく、ギリシア神話に登場する記憶を司る女神様だそうだ。ゼウスとのあいだに9人のミューズという神々を生んだそうだ。ところで、ゼウスってやりまくってるよね。

MnemosyneのNOTE PADシリーズのA7サイズ、Mnemosyne 189がちょうどRHODIA No.11と同じサイズだ。早速銀座伊東屋で試しに2冊ほど購入してきた。

このMnemosyneは罫線が薄い。しかも日本製なので品質が安定していて、個体によって罫線の濃さが違うこともない。書きやすさも問題なく、書いた文字が見やすい。

しかもMnemosyneのほうは上に日付欄があるので、いきなり要件を書き始めたあとに記入日を追加したい場合に便利だ。日付欄がなければ要件の下に日付を書くことになるが、やはり日付は上が見やすい。この辺はよく考えられているなと感じるところだ。

RHODIAとMnemosyne

シセイドウメンのノベルティとしてもらったTHE CONRAN SHOPのメモケースに入れたRHODIA。撮影のために閉まらないようにペンで押さえてある。

Mnemosyneは値段が高い

さすが日本製。Mnemosyneはお高い。RHODIA No.11は税込み価格で189円だがMnemosyne 189は税込み315円だ。しかもRHODIAは80枚なのに対してMnemosyneは70枚だ。1枚あたりのコスト換算は次の通りだ。

RHODIA No.11: 2.3625円/1枚
Mnemosyne 189: 4.5円/1枚
(価格はどちらも銀座伊東屋価格)

倍近い価格差だ。この価格差をどう見るかは各個人の価値観によるが割高感があるのは確かだ。品質の安定、罫線の薄さ、日付欄を加味して高いとみるか安いとみるかは使い方次第だろう。

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