患者を見ないで診察する医師は意外に多いらしい
ヤブ医者で杜撰な診断をされて、悪化した風邪で声が出なくなって2週間が経ちました。
体調は良くなってきましたが、2週間経過しても声はガラガラです。声を出そうとすると、どうしても苦しい。
会話をしないといけない仕事の優先順位を少し下げつつ、あまり喋らなくてもできる作業から片付けたり、いろいろ工夫しながら生活をしていますが、やはり話さないといけないシーンは出てきますし、あまり出ていない声で話すと心配されて心苦しいものがあります。
医者が正しい診断をして、早くから正しい対処をしていたら、これほどひどくはならなかったと思います。
患者のほうを見ずに、PCのモニターだけを見て、症状を聞いただけで薬を出して終わりという医者は、聞いてみると世の中には意外に多いようです。ヘアサロンに行ったとき、美容師との世間話の中で事の顛末を話したのですが、美容師もそういう医者に当たったことがあると言っていました。
また、ニュースの記事などで、患者を見ないで診断を下す医師の話なんかを読むと、日本の医療はどんどんダメになっていっているなと感じます。
医師はパソコンばかり見て、患者の顔を見ない。
患者に向かい合って話をしてくれる医者は貴重な存在となっていくのでしょうか。
パソコンに症状を入力するだけで必要な薬の種類が特定できるのであれば、医師なんて必要なく、オンラインで症状を入力して薬を配送してもらうだけで十分ですし、その程度の医師なら存在価値なんてありません。
ちゃんと患者のようすを見て、患者も気付かないような体の異変に気付き、専門家として適切な判断を下してこそ医師の価値であり、高額な報酬をもらう職業なのではないでしょうか。
将来、保険医療で受けられる病院は医師がパソコンしか見ない病院で、ちゃんと向かい合って見てもらいたかったら自費診療になる、なんて事態にはならないでほしいものです。