長年のWindowsユーザーがMacBook Proにしてよかったこと
WindowsもMacもどちらもそれぞれの特徴があってすばらしいOSですが、ここでは長年Windowsしか使っていなかったユーザーである私がMacにしてみてよかったと思うことをあげてみました。
目次
見た目がかっこいい
アルミのボディはつなぎ目のないUnibodyです。1枚のアルミ板から削りだして作られたボディはかっこいいし質感もいいです。高級感もあります。まあアルミなので重いですけど、細かい部分まで作り込まれています。
電源を差し込む部分はマグネットで電源が簡単に抜けないようになっています。ディスプレイ上部にもマグネットが入っていて、ふたを閉めたときにマグネットの力で閉じています。ディスプレイ上部にクリップをくっつけておくこともできます。
起動が速い
SSDモデルを選択したということもあるかもしれませんが、電源を入れるとすぐに使い始めることができます。電源を入れて「ジャーン!」という起動音のあと、数秒でログイン画面が表示されます。ログインしたらもう使える状態です。
マルチタッチトラックパッドが使いやすい
もうマウスはいりません。2本指で上に滑らせば画面は下にスクロールします。ちょうど、紙を指で押さえて上に押し出した感じです。とても自然な動作です。ページの遷移も指を左右に滑らせるだけです。ピンチイン、ピンチアウトもできますし、2本指、3本指など指の本数も認識します。2本指で指を滑らせるとブラウザーのページが遷移しますし、3本指ならデスクトップが切り替わります。
マルチタッチトラックパッドの操作性になれてしまえば、マウスを使うのが煩わしくなってしまいます。
Safariが使いやすい
これはWindows版のSafariが悪いと思います。SafariはWindows版とMac版では、使いやすさは天と地ほどの開きがあります。やっぱり、SafariはMacのために作られたんだということを思い知らされます。Macを使っているのであれば、ブラウザーはSafari1択です。
アプリのインストールが簡単
インストーラーのあるアプリもありますが、ほとんどのアプリがアプリケーションフォルダーにドラッグするだけでインストールが完了します。「次へ」、「次へ」は必要ありません。Mac App Storeであればアップデートもちゃんと教えてくれます。
取説の殺し文句に惚れる
取説を見ると「Hello」と挨拶をしています。いままで挨拶をする取説には出会ったことがありません。そしてページをめくると…
この MacBook Pro は、あなたのために生まれました。
女の子を口説くおやじかと。
取説からしてこの力の入れようです。すべてにおいて妥協がないことがわかるいい例だと思います。
オートセーブとバージョンが便利
Macでファイルを編集すると自動でセーブされます。しかもバージョンごとにセーブされて、過去のバージョンに戻ったり、別のバージョンからのコピーもできます。それがOS単体で実現できているのです。Windowsであれば、Windows Serverの共有ファイルのボリュームシャドウコピーがありますが、サーバーOSでなければ使えません。Macは標準でファイルがバージョン管理されているのです。
よく考えられた質の高いアプリが多い
Macのデベロッパーはこだわりの強い人が多いのでしょうか、よく考えられた質の高いアプリが多いです。ちょっとした便利さがあります。使っていて心地よくなるアプリが多いのです。
画面がきれい
写真がきれいに見えます。フォントもきれいです。デザイナーがMacを好む理由がわかるような気がします。また、UIがちゃんとユーザビリティを考えて作り込まれています。たとえば、複数のプロセスを処理するアプリのプログレスバーがWindowsのように何度も0に戻って繰り返すことがありません。すべてのプロセスの中でいま何パーセントなのかを表示してくれます。
イライラがなくなる
Macを使っていてイライラすることはいまのところありません。Windowsを使っていた頃はちょっとしたことでイライラしていました。OSをふつうに使っていても動かなくなることがあるので、本質的でないことに悩むことが多かったですが、Macは自分のやりたいことに集中することができます。
最近はMacBook Proを購入する前まで使っていたWindows Vistaはほとんど起動しなくなってしまいました。もし、Windowsを使っていてちょっと変化を持たせてみたいと思うところがあるのでしたら、Macを導入してみてはいかがでしょうか。