行く街を変えれば生活スタイルも変わる
行く街が変わると生活スタイルも変わり、いままでとは違ったことに気づかされることがある。
実は最近、通勤する場所が変わった。以前は日本橋に通勤していた。それが八丁堀方面に変わった。通勤する場所が変われば、生活スタイルもずいぶんと変わるものだと実感している。
具体的には、通勤時に寄り道することがなくなった。寄り道する場所がなくなったというほうが正確だろうか。日本橋では多くの飲食店やショップ、デパートがある。行き帰りにちょっと立ち寄って食事をしたり、買い物をしたりすることができる。それができなくなった。
通勤場所の近くにはコンビニがわずかにあるぐらいで、日本橋や周辺の八重洲、丸の内のように店が建ち並んでいるわけでもない。仕事帰りにカフェによったり、デパードで買い物をしたりできなくなった。
このことは一見不便になったように思えるが、実はすごい恩恵があることに気づいた。お金を使わなくなったので、いままで使っていた分を貯金にまわすことができるようになったのだ。身近に誘惑がないので、不要なものを買わなくなった。
例えば、日本橋ではランチを食べに出かけて1,000円、帰りにカフェによって600円、これだけで1,600円は消費することになる。いま通勤している場所では、ランチを食べるところも少ないので、朝コンビニで弁当を購入して昼に食べる。約500円。帰りによるカフェも少ないのでまっすぐ帰る。これで1,100円の節約になる。
月によっては毎日外食で毎日カフェというときもあったので、そのときと比較すると月に22,000円の節約となる。1年間続けると264,000円の節約となるのだ。こう考えてみると、帰りにカフェによったりするのも考えものだなと思うわけだ。
環境が変わることで生活スタイルも変わり、同時に大切なことに気づいた今日この頃である。