本当にいいものだけに「いいね!」する勇気
SNSで「いいね!」するとき、あなたは本当にいいと思っているでしょうか。特に「いいね!」とは思っていなくても、「いいね!」していませんか。本当にいいものだけに「いいね!」しましょう。
FacebookなどのSNSでLikeボタン、いわゆる「いいね!」をクリックするとき、本当にいいと思っていますか?
友達だから「いいね!」してみたり、知り合いでいつも自分の投稿に「いいね!」してくれるのでお返ししないと悪いと思っていたり、上司だから組織内で波風立てないように「いいね!」したり、本来の意味から外れた「いいね!」をしていませんか。
人は他人に嘘をつくことができても、自分に嘘をつくことはできません。本当にいいと思っていない投稿に「いいね!」をしていると、なんだか気疲れしてきませんか? 自分はいったい何がやりたいんだろうと思ってきませんか。こんなことをして、何か意味があるのだろうかと。
自分の価値観を無視して「いいね!」していると、自分が本当は何が好きなのかわからなくなってきたりします。過去に妥協した「いいね!」があると、昔のあの記事に「いいね!」したのに今回の記事に「いいね!」しないのはおかしい、と考えてしまいがちになったりします。
それ、本当に「いいね!」ですか?
SNSをやっていて気疲れしないために、本当にいいと思ったものだけに「いいね!」するようにしましょう。それが自分の価値観なのですから。「いいね!」は自分の価値観の表現です。とりあえず、何でも「いいね!」して疲れてきているときは、「いいね!」のハードルをあげてみてはいかがでしょうか。
自分が「いいね!」する基準をあげてみると、「いいね!」の回数を減らすことができます。タモリ倶楽部の空耳アワーの評価並みに「いいね!」の基準をあげてもいいかもしれません。基準をあげようと考えれば、自分が本当にいいと思っているのか、本当に好きなのかを考えるようになります。すると、人間関係のしがらみから義務的に「いいね!」しないようになり、気疲れすることもなくなって、SNSを楽しめるようになってきます。
「最近、いいね!してくれないね」と言われたら「いいね!の基準を空耳並みにしたから」と返しておけばいいでしょう。
せっかくのSNSだから、自分が楽しめるように使いましょう。