埃だらけのCPUファンを掃除しよう
冬は大掃除の季節だ。1年間お世話になった部屋や道具を掃除する。パソコンも掃除したいが、いらないファイルを削除したりするだけじゃなく、ふたを開けてファンも掃除しよう。
冬は大掃除の季節だ。だからというわけではないが、パソコンも掃除しておきたいと思うのは自然の流れだ。いらないファイルを削除したり、さまざまなフォルダーに散らばったファイルを整理したりするのはいいことだ。だが、物理的にも掃除しておきたい。
特に最近パソコンの音がうるさくなったかなと思ったら掃除したほうがいい。たいていの場合、パソコンを長く使い続けるとファンの音がうるさくなる。パソコンの頭脳であるCPUは熱を発する。その熱を逃がすためにクーラーという金属の板状のものが何枚も重なったものと、その隙間の空気を逃がすファンで覆われている。空気の通り道ができるということは、そこに埃がたまりやすいということだ。
まずは電源を引っこ抜いてパソコンのふたを開ける。もちろんシャットダウンしてからやる。簡単に開くようになっているので、わからない場合は取扱説明書を見ながら開ける。そして、ファンが鎮座している場所を探す。すぐに見つかるはずだ。そのファンの下にクーラーが見えるはず。その下にCPUがいる。さあ、ファンを見てみよう。埃だらけだ。
この埃をエアーダスターで吹き飛ばす。エアーダスターは空気を思いっきり吹き付けるスプレーで、家電量販店のOAコーナーあたりに売っている。これを買ってきて埃を吹き飛ばす。細かい部分は綿棒を使って丹念に埃を取る。あと、ついでだからパソコンの中をエアーダスターで吹き付ける。到るところに付着している埃が飛んでいく。
すっきりしたらふたを閉めて電源を入れよう。あら、不思議。前よりも静かになっている。熱が逃げやすくなったので、ファンがそんなにがんばって回らなくてもよくなったためだ。
いつもは酷使しているパソコン、たまにはいたわってあげても罰は当たらないはずだ。