ニコンのユーザー登録画面の使いづらさ

高額なレンズを購入したので、念のためユーザー登録をしておくことにしました。がしかし、なかなか登録しづらいシステムで、さすがは日本の大企業だなと思った次第です。

最近、といってももう数ヶ月は経っていますが、10万ほどのレンズを購入しましたので、いざというときのサポートをスムーズにするために、ユーザー登録しておくことにしました。登録したからといって、どの程度サポートが受けやすくなるかは未知数ですが、多くの製品サポートでは、サポートを受ける際にユーザー登録があるかどうかを問われますので、ニコンでも登録しておこうと思ったのです。

でね。

ある程度は想定していたのですが、まあ登録しづらいしづらい。

日本のメーカーには、Webサイトのユーザビリティは一切期待してはいませんが、それにしてもひどかったので記事にしてみました。

ニックネームって必要かな? しかもユニークだなんて…

製品を登録する前にユーザーを登録してから、製品の製造番号などを追加していくシステムとなっています。まあ、これは理解できます。

ユーザー情報を入力する際にまずはメールアドレスを登録してから、メールを受け取ったら続きを入力できるシステムなのも理解できます。これは、メールアドレスの打ち間違えを防ぐための有効な手段です。でも、メールを送るならわざわざメールアドレスを確認のために2回入力させなくてもいいのではないかと思うのです。しかも、入力欄が最初の1回目はテキストボックスが「@」(アットマーク)の前と後ろに分かれているので、入力しづらい。だいたい、ユーザー辞書に登録していたり、データベースに登録してあるメールアドレスをコピーペストするのだから、「@」の前と後ろでテキストボックスを分けなくてもいいよね。

メールを受け取って、メールの中で指定されたURLにアクセスして続きを入力します。住所は郵便番号から自動で入力できるようになっているのですが、なんか中途半端で番地までは出てきません。郵便局が提供している郵便番号と住所のデータって以外と汚くて、整えるのが大変だったりするので、たぶん、面倒なので必要最小限の部分でいいやということにしたのだと思うのでしょうが、ここはできるだけ対応できる部分は対応してもらいたいものですよね。こういう部分に、企業のユーザーに対する態度が現れるものです。

そして、何よりもニックネームを入力する必要があるのですが、必要かどうかはまあ100歩譲っていいとしましょう。でもね、これってユーザーで一ユニーク(一意。つまり全世界でひとつだけ)である必要があるのかな?

ニックネームだよ!

ユーザーIDじゃないんだよ!

入力したニックネームが使われているかどうかは次のページに飛ぶボタンを押してから、はじめてエラーが出力される仕様です。どのニックネームなら使えるかの候補が出ないので、空いているニックネームに当たるまでチャレンジを繰り返さなくてはいけない。しかも、パスワード入力欄がその都度クリアされるので、ニックネームだけでなくパスワードも入力し直さなくてはいけない。

もうね、アホかと。

私の感覚で98.56パーセントのユーザーがここで入力を断念するんじゃないかな。

最初は真面目に書いていたけど、途中から面倒になって「ああああ」とかやったら、「ああああ」で登録したやついるのね。やっぱり、みんな面倒になってテキトーでいいやってなるよね。

結局正解したニックネームは「ニックネーム999」。そしたら、「ニックネーム999様 この度は、ニコンイメージング会員へのご登録ありがとうございます」ってメールがくるの。こんなんで使うなら、別にいいよ、こんな大変な思いさせて入力させなくても。こんな大変なシステムだったら「お客様 この度は、ニコンイメージング会員へのご登録ありがとうございます」でいいから。いちいち、正解するまでいじめのように入力を繰り返させなくてもいいから。下手にユーザーをニックネームで呼びかけなくていいから!

ユーザーの入力負担を減らすのが基本じゃないかな

こういう会員登録のWebサイトは、いかにユーザーに登録してもらう気になるかというのが重要なので、ユーザーが面倒に感じて途中で断念するようではダメだと思うのです。メールアドレスの入力のしづらさ、ニックネームがユニークである必要があることによる入力のやり直しなど、入力の途中で「あ、もういいや…」って思うようなユーザビリティって、すごく損していると思います。

これでは、ユーザー登録したあとのカスタマーサービスがすごくよくても、入り口が悪いので、せっかくのカスタマーサービスがもったいない。特にニックネームに関しては、必要がなければ早々に廃止してもらいたいですね。いつまでも「ニックネーム999様」なんてメールが来るのはいい気分ではないですから。