2ヶ月でおなか周りを6cm減らす方法
私が2ヶ月でおなか周りを6cm減らした方法を紹介します。シンプルで明日から実践できます。
年をとると太るぞ
26歳になるまでは夜中に豚骨ラーメンを食べても太りませんでした。
てっきり太らない体質だと思って安心していました。
でも違ったのです。
20代の後半から夜になって飲み歩くようになりました。六本木のキャバクラで女の子と2時ぐらいまで飲んで、電車がないので汐留や新宿のシティホテルで一夜を明かす生活を月に複数回のペースで続けていました。
ある夜、その日も2時ぐらいまで飲んで新宿の京王プラザホテルに入りました。シャワーを浴びた後、体重計があったのでふと乗ってみて愕然としました。
20台前半までは55kgだった体重が65kgに増えていたのです。
10kg増です。
慌ててメジャーを買ってきておなか周りをはかってみると85cmとメタボぎりぎりの状態でした。
体重を減らすための試行錯誤
さすがにこれはやばいと思い、何とかしなくてはいけないと思い立ちました。
目標は20台前半の体重に減らすこと、おなか周りを減らすこと。
夜飲み歩くのをやめて、昼休みは散歩に時間を使いました。
帰りは都内で一駅分歩き、自宅で筋トレに励むようになりました。
徐々に体重は減ってきて2年ぐらいしたときに60kgまで落とすことができました。
朝食をやめるという選択
しかし、おなか周りは減らないままです。体重も60kgからなかなか落ちていきません。おなかを減らすにはどうしたらいいだろうか、体重をあと5kg減らすにはどうすればいいだろうか。
そんなときに、日本橋の丸善で偶然にもある著書と出会うことができました。
それまで朝食は欠かさず食べていました。
時間がないときでも、朝会社についてメールをチェックしながら食べましたし、時間があるときはカフェに入ってモーニングサービスを頼んでいました。定食屋や牛丼屋で朝定食を食べたり、朝マックでおなかを満たすときもありました。
それまで朝食を食べなければ太るというのが常識だと思い込んでいました。
この本ではその常識をことごとく覆してくれました。
この本を読んで、とりあえず朝食はやめることにしました。
朝食をやめた初日は、正直くらくらして少しつらかったです。しかし、人間は適応力が高いもので、2日目からは何ともなく過ごすことができました。
朝食を抜き始めて1週間ぐらいしたときに、体の内側にあったけだるさがとれたような感覚がありました。これをいい手応えだと感じて、朝食を抜く決意をいっそう固めたものです。
そして、2ヶ月ほどしたときに、ベルトが緩くなっていることに気づきました。
なんと、85cmあったおなか周りが79cmに減っていたのです。
それまで筋トレしたり歩いたりしても減らなかったおなか周りが朝食を抜いただけで6cm減ったのです。
よく考えれば現代の病気、とくに生活習慣病はその名の通り生活習慣が悪いことに起因する病気ばかりです。その大きな原因は飽食、つまり食べ過ぎです。現代人は食べ過ぎているのです。
よく食べるようになった割にはエネルギーは消費しなくなりました。時代は発展して世の中便利になり、それほどエネルギーを消費しなくても生活できるようになっています。そんな時代にありながら、食べ物だけは豊富にあって食べたいだけ食べ続ければ体を壊すのは目に見えています。
そんなにエネルギーを使わないのであれば朝食ぐらい抜いても問題ありません。
むしろ、朝食を食べていた時代よりも体がすっきりしますし、脳も働きますので午前中は仕事も進みます。
ダイエットをいろいろ試してみたけどなかなかおなか周りが減らない場合は、朝食をやめてみてください。もっと言うと、前日の夕食から18時間は何もおなかに入れないことを目標にしたほうがいいです。ただ、仕事で夕食が遅くなることもあるでしょうから22時以降は食べないというルールでいいと思います。
何かをやるわけではなく、朝食をやめるだけなので明日からでも実践可能です。
おなか周りが気になる人は是非お試しください。