スマートフォンや携帯電話でSMSを拒否する設定
日本では長いことキャリア(通信事業者)をまたいだSMSの送信ができなかった。2011年7月13日よりSMSの相互接続が可能になったことから迷惑SMSが出てくるようになってきた。迷惑SMSを受けないために拒否設定をしておこう。
日本ではSMSは多く使われてこなかった。SMSが送信できる範囲が事業者内の端末に限られ、各社がSMSよりもEメールに力を入れて推進してきたこともあり、SMSよりもEメールを使う人が多い。迷惑SMSも多く送信されてこなかった。
ここにきて迷惑SMSが増えている。2011年7月13日より事業者間でのSMSの相互接続ができるようになった。SMSが送信できる範囲が広がったことにより、迷惑SMSが送信しやすい環境が整ったことになる。便利になる一方で不利な面が出てくるのは世の常だ。利用者としては賢くしのぎたい。
各社とも迷惑SMSに対する対策は進めているようだ。利用者ができることは、SMSの拒否設定を行うことである。キャリアによってどのように設定ができるかの違いはあるが、設定できるのであればSMSはすべて拒否に設定しておきたい。どうせ、日本人はSMSは使っていないのだ。
ドコモ: SMS拒否設定
SMS一括拒否: *20184 に電話 → ネットワーク暗証番号 → 1 → 1
非通知SMS拒否: *20184 に電話 → ネットワーク暗証番号 → 2 → 1
国際SMS拒否: *20184 に電話 → ネットワーク暗証番号 → 3 → 1
国内他事業者SMS拒否: *20184 に電話 → ネットワーク暗証番号 → 4 → 1
全設定解除: *20184 に電話 → ネットワーク暗証番号 → 7
一部のみを抜粋したが、ドコモでは個別番号拒否、個別番号受信も指定できる。
au: Cメール安心ブロック機能
設定有効: Cメール作成で直接入力を選択し、090-4444-0011 と入力して送信する。
設定解除: Cメール作成で直接入力を選択し、090-4444-0010 と入力して送信する。
URLや電話番号が含まれるメールを受信拒否できる。
ソフトバンク: 「電話番号メール」の受信許可・拒否設定方法を教えてください。
My SoftBankにログオンしてから「迷惑メールをブロック」を選択してできるようだ。詳細はソフトバンクへ問い合わせてもらいたい。
現在の設定できる状況をあげてみたが、変更がある場合があるので設定の際は各社のホームページ等で最新の設定を確認してもらいたい。