スマートフォンで着信拒否や非通知拒否設定をする

普通の携帯電話(フィーチャーフォン、ガラパゴスケータイ、ガラケー)からスマートフォンに乗り換えた人も多くなっている。スマートフォンでは着信拒否機能がないものもあるので、ダイヤルで設定しよう。

世の中スマートフォンである。老若男女がスマートフォンを持っている。よし、じゃあ乗り換えるか。勢いは大切だが、勢い余って乗り換えてみたものの迷惑電話がかかってきたりしてきてはいないだろうか。前に使っていた携帯電話では着信拒否していた人から電話がかかってきてはいないだろうか。そりゃ、携帯電話を変えたら着信拒否は設定しなおさなくてはいけない。

「ん? どこで設定するの?」

実はない。

いや、機種によって着信拒否機能がついているスマートフォンもあるだろうがないものもある。特に海外メーカーのものはついていないと思っておいたほうがいい。海外メーカーのスマートフォンは世界で同じスマートフォンを売っているので、わざわざ日本だけのために着信拒否機能をつけたりしない。ついているものもあるのかもしれないが、少なくとも私が使っているものにはついていない。

これだから海外メーカーなんてという人は日本製のスマートフォンを買えばいい。だが、日本のメーカーのやり方に嫌気が差して、日本製のスマートフォンが嫌で海外メーカーのスマートフォンを持つことを決めた人も多いはずだ。あるいはデザインやスペックで選んだりした人もいるだろう。どちらにしても自分が選んだのだから、自分の責任である。ちなみにXPERIAシリーズを作っているSony Ericssonは英国のメーカーであって日本のメーカーではない。

追記: Sony Ericssonは2012年2月15日にソニーがエリクソンの保有する株式50%を取得し、ソニーの完全子会社となった。2012年3月8日には商号が「ソニーモバイルコミュニケーションズ」変更され、2012年10月1日には本社機能が東京に移された。

着信拒否設定をするアプリもある。それを入れるのも手だが、あまりアプリに頼りたくない人はキャリアが用意しているシステムで設定すればいい。何も着信拒否はケータイのメニューからしか設定できないわけではない。ダイヤルで設定できるのだ。

着信拒否設定

ドコモ: 迷惑電話ストップサービス
最後に応答した着信の拒否: 144 に電話 → ネットワーク暗証番号 → 1 → 1 → #
拒否番号登録: 144 に電話 → ネットワーク暗証番号 → 1 → 2 → 登録する番号 → #
登録番号削除: 144 に電話 → ネットワーク暗証番号 → 2 → 3 → 削除する番号 → #
全件削除: 144 に電話 → ネットワーク暗証番号 → 2 → 9 → 1 → #

au: 迷惑電話撃退サービス
最後に応答した着信の拒否: 1442 に電話

ソフトバンク: ナンバーブロック
最後に応答した着信の拒否: 144 に電話 → 1 → # → お断りガイダンス選択 → #
拒否番号登録: 144 に電話 → 2 → 登録する番号 → 1 → お断りガイダンス選択 → #
登録番号削除: 144 に電話 → 4 → 登録番号が流れる → 削除する番号が流れたあとで# → 次の番号にいくには 0、終了は *
全件削除: 144 に電話 → 5 → #

お断りガイダンスは現在9種類の中から選択できる。英語のガイダンスもある。

非通知拒否設定

ドコモ: 番号通知お願いサービス
利用開始: 148 に電話 → 1
利用停止: 148 に電話 → 0
設定確認: 148 に電話

au: 番号通知リクエストサービス
利用開始: 1481 に電話
利用停止: 1480 に電話

ソフトバンク: 該当サービスなし
ナンバーブロックでかかってきた番号は非通知でも登録できる。

各社で利用料金が無料だったり有料だったり、細かい仕様の違いがあるので詳細は各社のホームページを参照したほうがいいだろう。

SMSでも拒否設定したい場合は「スマートフォンや携帯電話でSMSを拒否する設定」をどうぞ。

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