料理のさしすしみ
料理をするときのセオリーを言いやすい語呂合わせにして覚える方法がありますが…
正直、料理の”さしすせそ”は反則だと思うのです。料理のさしすせそはそれぞれ何を表しているかというと、
- さ: 砂糖
- し: 塩
- す: 酢
- せ: 醤油
- そ: 味噌
この5つの調味料を入れる順番を表しています。入れる順番を間違えないように語呂合わせで覚えやすくするのはいいのですが、「さしすせそ」ではないと思うのです。というか「さしすせそ」だったらなおさら覚えにくいと思うわけです。
砂糖、塩、酢、ここまではいいでしょう。次は「せ」なのに「醤油」なのです。これは「しょうゆ」ではなく「せうゆ」というそうです。なぜ「しょ」じゃなく「せ」なのと言うと「昔の読み方だよ」とか言うのです。
なめとんのか!
そう思いません?
味噌にいたっては、もはや頭文字ですらないです。まだ「料理のあかさたな」のほうが共感できます。
もう、これ、正していきましょう!
正しくは「料理のさしすしみ」です。
- さ: 砂糖
- し: 塩
- す: 酢
- し: 醤油
- み: 味噌
「し」がふたつきますが、連続していないので、順番を覚えるのはさほど負荷はかからないと思います。「”せ”ってなんだっけ?」とか言うよりよほどマシです。
そして「味噌」は「そ」じゃなく「み」です。だって「みそ」なのだから。
これからは「料理のさしすしみ」でお願いします。
* 「料理のあかさたな」網、釜、菜箸、棚、など。