Bentoでクラウドストレージの写真ファイルを管理してみる

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いままで写真を撮影したものの、活用することは限定的でした。どこにどの写真があるかがすぐにわかれば、いままで以上に撮影した写真を活用できるのではと考え、写真ファイルを管理するためのデータベースをBentoで構築してみました。

追記: 「【ショック!】ファイルメーカーはBentoの提供を2013年9月30日で終了

デジタル一眼レフカメラやスマートフォンで撮影した写真は、一定枚数ごとにフォルダーに入れてクラウドストレージにアップロードしています。フォルダー名には、そのフォルダーで一番最初に撮影した写真の撮影日を入れるようにしています。なので、およそいつぐらいに撮影した写真なのかはわかるのですが、どこで何を撮影したものかは写真ファイルを開いてみないとわからない状況でした。

クラウドストレージなので、写真を一枚ずつ確認するのは面倒です。一応はJPEGファイルはサムネイル表示に対応していますが、RAWファイルはサムネイルが表示できません。RAWファイルを確認するには、ダウンロードして確認するしかありませんでした。

このような状況で、「そういえば、あのとき撮影した写真を使いたいけど、どこにいったっけ?」とか「あの写真を人に見せたいんだけど、すぐに探せないから… う〜ん、あとで送るね」とか、使いたいときにスッと使えない状態がストレスでした。

写真は撮影するだけじゃダメだ、ちゃんと活用していかないと。そういう思いが出始めて、ちゃんと管理しなくてはいけないと考えました。いつどこで撮影したのかを管理するためには、ストレージに保存してある写真に対して情報を付与できなければいけません。そして、その情報が検索できなければいけません。

クラウドストレージの写真ファイルそのものに情報が付与できて、その情報が検索できればいいのですが、そういうこともできそうにないので、管理用のデータベースを構築したほうがいいかなと思いました。

データベースにはクラウドストレージ上のフォルダー名とファイル名、撮影日と撮影場所、撮影したもの、などのおよその情報を保存できて検索できればいいのです。写真のサムネイルも保存できれば文句なしです。

そこで、今回はBentoを導入してみました。

BentoはFileMakerが開発している個人向けのデータベースです。名前の由来は日本の幕の内弁当で、さまざまな情報(おかず)をきちっと収めておけるようにするためのアプリです。住所録などのパーソナルなデータの管理や趣味のデータベース、顧客管理などのビジネス面でも使えるアプリです。しかも、Mac版、iPhone版、iPad版がそれぞれあって同期できますので、Macで構築したデータベースをiPhoneに入れて持ち運べるわけです。

フォルダー、ファイル名、撮影日などのフィールドを追加して情報を入力します。表形式でもフォーム形式でもデータの編集を行うことができます。しかも、写真や動画を保存することができます。さすがにフルサイズの写真は容量が大きくなりますので、サムネイルを作成して保存することにしました。

まだすべての写真を登録しているわけではないのですが、iPhoneで撮影した直近のファイルだけでも登録していくと、すごく便利なことがわかりました。どこで何を撮影したかが情報としてありますので、「あの写真はどこだっけ?」といったときに、カメラロールやフォトストリームをスクロールして見なくても、Bentoを検索すれば一発です。ちょっと人に見せて話のネタにするぐらいならBentoに登録しているサムネイルで十分です。

そして、使っているといろいろアイデアも浮かんできます。Evernoteに雑多に集めた情報をデータベースとして登録していけば、自分だけのカスタマイズされたデータベースが構築できるじゃないかと。Evernoteの状態でもいいけど、きちっと整理した状態にするには、やはりデータベース形式がいいなと。

きっかけは何でもいいと思います。

パーソナルデータベースのBentoをぜひ使ってみてください。仕事のデータを放り込んで効率化するもよし、趣味のコレクションをデータベース化してみるもよし。たとえば、蔵書管理をしておけば、読んだことがある本を再び買ってしまって「あ! これ読んだじゃん…」なんてこともなくなります。

Bentoで趣味も仕事も普段の生活も効率よくなって、人生がもっと楽しくなるかもしれません。