これからの季節にチェックしておきたい大気汚染監視システム
大気汚染に関する情報を提供している環境省のシステムを紹介する。花粉、黄砂、PM2.5の飛散状況を1時間ごとのデータとして提供しているシステムである。
2月になると大気の状態が気になってくるものだ。
まずは花粉。今年は昨年の3倍〜7倍の花粉が飛散するという悲惨な状況を迎える。早くから対策をしておくことで、花粉による鼻炎などを防いでおきたいし、花粉が多い日は極力外出を控えたい。
次に黄砂。この黄砂も2月〜5月ぐらいにかけて飛来してくるようだ。
そして今年はPM2.5が話題になっている。中国の大気汚染によって、このPM2.5が飛来してくるようだ。PM2.5とは、直径が2.5μm以下の微小粒子状物質である。粒子が小さすぎて通常のマスクでは防げないと言われている。濃度が高いときは、防塵マスクなどを着用して、体内への侵入を防いでおきたい。
花粉、黄砂、PM2.5と3つの災難が降り注いでくるこれからの季節に、チェックしておきたい公的な大気監視システムを紹介する。いずれも環境省が運営するシステムである。
花粉には「はなこさん」
黄砂には「黄砂ライダー」
黄砂~環境省黄砂飛来情報(ライダー黄砂観測データ提供ページ)
PM2.5には「そらまめ君」
まめに情報をチェックして、大気汚染がひどいときは外出を控えるなどの自衛に役立てることができる。