Macを使っているならAcrobatは必要ないよ
macOSは標準でPDFに対応しています。ファイルの作成、編集もMacだけ大丈夫です。
もしPDFを扱いたくてAcrobatの購入、あるいはAdobe Acrobat DCのプランの契約を検討しているのであれば、ちょっとだけ待ってください。
なぜなら、macOSはOSレベルでPDFに対応しているからです。PDFの表示はもちろん、作成、編集もMacだけでできます。ページの並び替えや追加、削除もMacだけで可能です。
Adobe Acrobat DCはそれなりのお値段がかかります。
バージョン | 年間プラン | 年間プラン一括払い | 月々プラン |
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Acrobat Pro DC | 1,580円/月 | 18,960円/年 | 2,680円/月 |
Acrobat Standard DC | 1,380円/月 | 16,560円/年 | 2,480円/月 |
しかも、Standard版はWindowsのみなので、Macで契約するならPro版が必須となります。つまりはそういうことです。Adobeですら、MacならStandard版は必要ないと判断しているのだと思います。
MacでPDFを編集したいのであれば、プレビューというアプリを使います。プレビューを使えば、テキストの追加、ページの追加、削除、並び替えなど、ほとんどの編集が可能です。主に使いそうで、できないことといったら栞をつけるぐらい。
栞だったら、WordからPDFを作成する際に見出しを栞として設定できますので、作成時に作ってしまえば問題ありません。
Acrobat Pro版でしか使えない機能が必要などの特殊なことをしない限りは、MacではAcrobatは必要ありません。
というか、Pro版が必要になるような仕事って、出版関係やデザイナーとかだと思いますので、そういう人たちは大抵Adobe Creative Cloudに契約しており、すでにAdobe Acrobat Proが使える環境にあります。
そうじゃない場合、あえてAcrobat単体を購入する意味はあまりないでしょう。