YouTubeで4K動画を公開するなら30fpsでないとダメみたい
YouTubeに動画をいくつかアップロードしてみてわかったことがあります。記事を書いている時点での情報ですが、どうも4K動画として認識させるには30fpsの動画でないとダメなようです。
今年は本格的に動画を作っていく年にしようということで、自分が作りたい動画のひとつであるタイムラプスに挑戦しようと撮影してきました。タイムラプスの撮影は基本的に暇で、カメラを設定してあとはひたすら待つばかりです。カメラのすぐ横でチェンクロしてたり、電子書籍を読んだりしながら時間を過ごして撮影します。
旅行に出かけたときに撮影する旅動画などもつくっていきたいのですが、やっぱりタイムラプスは見る人を魅了しますし、きれいな作品を自分でも作ってみたいのです。そして、どうせ公開するなら一番ハイスペックな状態で公開したいと思い、YouTubeが4Kに対応しているとのことなので4Kタイムラプスをつくることにしました。
撮影した写真をFinal Cut Pro Xで編集します。Nikon D5200で撮影した1000枚近くのRAWファイルを読み込ませて動画を作成します。写真のサイズは6000 × 4000なので、YouTubeが対応する4Kの規格の画角3840 × 2160には十分なサイズです。
タイムラプスを動画にするとき、フレーム数をどうするかを決めます。1秒間に60フレームの60fps(フレームパーセコンド)と1秒間に30フレームの30fpsが一般的で、映画などでは24fpsが使われるようです。60fpsの動画は俗にヌルヌル動画と言われており、動きが滑らかなのが特徴です。
ここで迷わず60fpsを選んで作業を進めていき、YouTubeに動画をアップロードするのですが、1080HDまでは認識するのですが、4Kとは認識してくれません。時間がかかっているのかと思って一日待ってみてもダメです。待っているあいだに動画の設定を変えてアップロードしてみたけど、全滅状態です。
二日ぐらい悩んで、ほかの4Kと認識されている動画を見ながら、もしやと思い30fpsで作品を作り直してアップロードすると、あっさりと4Kと認識してくれました。4Kだけでなく1440HDとしても認識してくれています。1080HD以上の画質の場合は、どうやら30fpsでないとダメなようです。
↑ 60fpsでアップロードした4K動画の設定。
↑ 30fpsでアップロードした4K動画の設定。
動画も貼っておきます。
↑ 60fpsでアップロードした4K動画。
↑ 30fpsでアップロードした4K動画。
ちなみに4Kは30fpsのみなどという記述はYouTubeのヘルプには私が探した限りでは見つかりませんでした。
いや、これは悩むわ。
しかし、せっかくの高画質な動画が30fpsでしか見られないというのは非常に残念です。YouTubeが対応してくれるのを待つしかないのですが、60fpsでの作品作りがしたければ、60fpsの4Kの動画配信に対応したサイトを探すしかないのでしょうね。vimeoは対応しているのかな? でも、あそこはアップロードする容量によってはお金がかかりますので、できればYouTubeでいきたいなと思っています。