iPhoneでは機内モードのままWi-Fiが使える

航空機内でWi-Fiが使えるサービスも増えてきました。かといって機内で通信網の電波を受信するわけにはいきません。機内モードの状態のままWi-Fiを使う方法がありますので活用しましょう。

航空機内では通信網に接続することができません。航空機の機器が正常に動作しなく恐れがあるとのことで、機内では携帯電話の電源はOFFにするということが義務づけられています。ただ、無線LANは大丈夫らしいです。過去に航空機メーカーであるボーイングが「Connexion by Boeing」という航空機内からWi-Fiでネット接続ができるサービスをやっていましたが、あっという間にサービス終了になってからは機内でのネット接続サービスは絶望的な状況でした。

近年になって国内大手の航空会社が機内でのWi-Fiサービスを再び提供するようになり、空の旅でインターネットを楽しむ機会も増えてきました。ただ、注意しなくてはいけないのがWi-Fiサービスが使えるようになったからといって、モバイル端末がフルに使えるということではありません。依然、通信網に接続することはできませんので、通信網に接続する電波は発信できません。Wi-Fiしかつながらない機器を使うか、通信網に接続する機能はOFFにしたままWi-FiをONにする必要があります。

幸いにもスマートフォンでは機内モードのままWi-FiだけONにすることができます。私はiPhoneユーザーなので、iPhoneでの機内モードの状態でWi-FiをONにする手順を紹介します(Androidでも似た手順でできると思われます)。

設定方法

  1. 機内モードを「オン」にする。
    機内モードオン
  2. Wi-Fiを「オン」にする。
    Wi-Fiオフの状態
  3. Wi-Fiの接続を確認する。
    Wi-Fiオンの状態

航空機での実際の運用

航空機では離着陸時に電子機器の利用が禁じられていますので、実際の運用としては次のようになります。

  1. 飛行機のドアが閉まる前に機内モードにする。
  2. 飛行機のドアが閉まる前に機内モードにしたらスマホの電源をOFFにする。
  3. 飛行機が上空に達して電子機器使用OKになったらスマホの電源をONにする。
  4. Wi-FiをONにしてネットにつなげる。

注意が必要なのは、離着陸時は電波の有無にかかわらず電子機器は使用できないということです。また、スマホの電源をONにすると、機内モードの設定は電源がOFFになる前のものを引き継いだ状態になりますので、必ず機内モードをONにしてから電源を落とす必要があります。そうしないと、上空で電源を入れたときに機内モードOFFの状態で起動して通信網の接続が開始されます。

なお地上にいるときの扱いについては2011年4月1日から規制緩和があり、従来では機内にいるあいだは使用できなかったのですが、航空機のドアが開いている状態のときは使用できるようになりました。

従来の取扱い :
搭乗から降機まで機内にいる間は常時使用を禁止
本年4月1日以降 :
航空機が停止しており乗降口が開かれている間、つまり、[1]出発時においては、搭乗から全ての乗降口が閉ざされるまでの間、及び、[2]到着時においては、乗降口のうちいずれかが開かれた時から降機までの間の使用が可能。

報道発表資料:航空機内における携帯電話等の使用について – 国土交通省

つまり、航空機のドアが開いているあいだは通信網への接続ができるということです。

まあそこまでしてつながっていたいかという話もあるんですけどね。ただ、この機内モードでのWi-Fi接続は航空機以外でも活用できます。電話は受けたくないんだけどネットは見たいときなどに活用してみてはいかがでしょうか。余分な電波を発しなくなりますので、バッテリーの持ちもよくなるはずです。