amazon cloud driveはRAWファイルのサムネイルを表示できる
amazon cloud drive Unlimited Everythingでは、RAWファイルのプレビューに対応しています。
ちょっとえらいぞ! amazon.com!
これって、すごく重要なんですよね。写真を撮るときはRAWファイルで保存するようにしているので、ファイルの一覧画面でRAWファイルのプレビューが出ないと、目的の写真を探すのが途端に困難になります。ちなみに、OneDriveはダメです。
まだアップロード中なのですが、とりあえずニコンのRAWファイルであるNEFではプレビューを見ることができました。いや、素晴らしい!
そして、何より上の「写真&ビデオ」のメニューからアクセスすると、EXIFの情報を基にした日付順の一覧が表示されます。いや、素晴らしい!!
こういうのって、ほかのオンラインストレージ業者ってできていないんですよね。だからAdobe Revelに預けていたのですが、サービス終了なら仕方ない、すべてamazon.comに任せましょう!
ただ、ファイル名をクリックしても、RAWファイルが持つサムネイルしか表示されないのはちょっとなぁと思います。RAWファイルの画像が展開されるわけではなく、RAWファイル内のサムネイルが表示されるだけなのです。
一覧ではサムネイルの大きさで十分なのですが、個別表示のときは大きな画像で表示してもらいたいところ。そのためには、RAWファイルが持つサムネイルではなく、ちゃんとRAWファイルを画像として見せてもらいたいのです。現状では、大きい画像で見たければ、RAWファイルを直接ダウンロードするしかありません。しかも、ダウンロードしたらファイル名の最後に「.tiff」とついてしまいます。例えば「DSC_0001.NEF」なら「DSC_0001.NEF.tiff」という感じです。ファイル名の「.tiff」を消してあげて開かないといけないという手間はあります。
つまり、完全に対応できているわけではないというところが惜しい部分です。ただ、サムネイルすら表示されないオンラインストレージが多い中、サムネイルだけでも表示されるのは、それだけで検索性が高まります。将来的に、ちゃんとしたRAWファイル対応をしてもらいたいところ。ダウンロードしたファイルをいちいちファイル名の余分に付与された拡張子を外すのは面倒です。一応、ファイル名が変更される対策として、複数のファイルを同時にダウンロードする方法があります。複数のファイルを選択してダウンロードするとzipファイルにまとまってダウンロードされるのですが、zipファイルを解凍すると元のファイル名でそのままダウンロードできます。でもね、そもそも、ストレージサービスが勝手にファイル名を変更するというのは、ダメだと思うのですよ。
ただ、そういったRAWファイルに完全に対応できていない部分はあるものの、容量無制限というのは魅力的です。現状、まともにRAWファイルに対応できて容量無制限のストレージというのがなかなかない状況では仕方ないのかなとも思ってしまいます。
ちなみに、アップロードするときは、Safariだとブラウザーがフォルダーのアップロードに対応していないということで、Chomeを使ってアップロードするといいです。