Androidマーケットでの不当な評価のレビューは営業妨害

日本でもスマートフォンが普及してきてAndroidマーケットのレビューも活発になってきた。だが、的外れなレビューや関係ない書き込みも多い。作者のため、他のユーザーのため、そして自分のためにちゃんとアプリのレビューを書きたい。


スマートフォンが普及してくるとさまざまな人がアプリをダウンロードして使う。Androidマーケットも賑わっているが、どうもアプリのレビューがいただけないことが多い。

まず目につくのが、アプリに対して不当な評価を書いているレビューだ。「日本語じゃない」、「自分の欲しい機能のアプリじゃない」、「使い方がわからない」などで低い評価を投稿しているユーザーを見かける。

まず、これらの評価はユーザー自身の責任の問題であってアプリや作者の責任ではない。日本語じゃないといけないのであれば最初からダウンロードしなければいい。あるいは自分が英語を学べばいい。自分の欲しい機能のアプリじゃなければ、自分の欲しい機能のアプリを探せばいい。使い方がわからないのは説明を読んでいない場合がほとんどだ。説明を読めばたいていわかるし、触っていれば理解できるような作りのアプリがほとんどだ。どうしてもわからなければ作者に質問すればいい。これらのユーザー自身の理由のために低い評価をつけられる作者はたまったものではない。他のユーザーはレビューや評価を参考にしてアプリのダウンロードや購入を決める。身勝手な理由で不当に低い評価をつけることは営業妨害である。

Google+のアプリにいたっては招待状の送信を乞う書き込みとメールアドレスを記述している。招待状を要求する場ではなくアプリのレビューを書く場所だ。また、メールアドレスをさらしているのもいただけない。セキュリティ意識はないのだろうか。そして、極めつけは「招待されないから」という理由で低い評価をつけている。どれだけ必死なのだろうか。

カカオトークに関してはアプリのレビュー欄が出会い系掲示板のような状態になっている。カカオトークで使われているIDと性別、年齢をさらしてコミュニケーションする相手を探している。アプリが使いやすいのかどうか、機能は充実しているかどうかなんてどうでもいいようだ。

アプリの評価とレビューはアプリ作者専用のページであるAndroidマーケットのデベロッパーコンソールですべて見ることができるのだ。評価とレビュー、投稿者と投稿日時がデベロッパーコンソールに表示される。作者は書かれたレビューを元に励みにしたり、直すべきところを修正してよりよいアプリにしようと努力している。そういうことも考えて、レビューを書くときは作者に対して敬意を払うべきだろう。

レビューの書き方に関しては、ポジティブな評価であれば自分がどういうところでいいと感じたのか、便利だと思ったのかを詳しく書こう。他のユーザーも同じ便利さ、同じ快適さを求めているかもしれない。作者はもとより、他のユーザーへおすすめするつもりで書くといい。

ネガティブな評価であればどういう部分でネガティブなのかを詳しく書く。その際に自分の都合が悪いからという理由では書かない。客観的になってアプリを評価したい。

エラーで動かない場合や使えるはずの機能が使えないなどのレビューは、自分の使っている機種を必ず書くようにしたい。Android端末は星の数ほどある。アプリ作者はすべての端末でテストができない。機種情報がわかれば、それだけでも助かるものだ。

また、「動きません」ではなくどういうことをして動かなかったのかを書く。初回起動時にいきなり動かなくなったのか、ある操作をしたときに動かなくなったのか、待機中に動かなくなったのか、状況はいろいろあるはずだ。それから、「エラーが出ました」ではなくどういうメッセージのエラーが出たのかをできるだけ書くようにしたい。エラーメッセージの一部でもあれば原因が特定しやすいものだ。すぐに消えてしまったのなら、頭に残っている先頭の3文字ぐらいでも構わないだろう。

こんなに作者のためにレビューを書いて何か意味があるのか、どうしてそこまでしなくてはならないのかという意見もあるかもしれないが、これは自分のためでもあるのだ。正確なレビューを書けば、作者のモチベーションも上がりよりよいアプリを作ってくれるかもしれない。改善点があれば、正確な情報でいち早く改善されたアプリを使えるかもしれない。また、それを見た他のユーザーの助けにもなる。それぞれのユーザーが自分の気づいた点をレビューに書いていくことで、他のユーザーが書いた情報を自分も参照することができる。

アプリレビューを正確に書くことは、作者、他のユーザー、そして何よりも自分のためでもあるのだ。感情的にならず、自己都合を押しつけず、客観的で正確なレビューを書くように心がけよう。