悩みは紙に書き出してみる

もし、悩みを抱えているのであれば、その悩みを紙に書き出してみると解決方法が見つかるかもしれない。


人は悩み深き生き物だ。ちょっとしたことで行き詰まり悩んでしまう。頭の中が悩みでいっぱいになり、他のことに手がつけられなくなってしまう。心理的にも負荷が増えてストレスになるし、体調にも影響を及ぼすようになってくる。

誰だって悩みはないほうがいい。悩んでいることで気分が滅入ったり、ため息をついたり、食欲がなくなったり、眠りが浅くなったり、マイナス面が大きい。

悩みを紙に書き出してみる。頭の中で悩んでいても解決しない。悩みを解決するには行動が必要だ。その行動の第一歩として悩みを書き出してみる。とりあえず、紙に書くだけでいい。整理しようとか解決方法を探そうなんて思わなくていい。まず、何でもいいから紙に書く。順番なんて気にしなくてもいい。どうせ優先順位なんて頭の中で悩んでいるうちは決まっていないのだから。

書き方は自由だ。箇条書きにしてもいいし文章にしてもいい。図として表現してもいい。マインドマップなりなんなり、好きな手法で書き出せばいい。パソコンで入力するよりも紙に書き出すほうがいい。理由はわからないが、パソコンへの入力よりも紙に書いたほうがすっきりすることが多い。もともと人はアナログなのだから、デジタルよりもアナログのほうが親和性が高いからだと勝手に思っている。

紙の書き出すことでまず効果があるのは、心理的な負荷が軽減してすっきりするということだ。悩みを頭の中から紙に移すだけで心が軽くなる。これはやってみるとわかるが不思議とそうなる。紙に書き出すということが、頭の中で悩みを移動させるという処理になっているのだろうか。学術的なことはわからないが、気持ちが楽になるのは確かだ。

悩みを紙に書き出すと、自分がどういうことで悩んでいたのかが明確になることも大きい効果だ。頭の中で悩んでいると、本来の悩み以外の思考も浮かんできて、悩みと他の考えが交錯して混沌とした状態になっている。そんな状態で悩んでいても解決するわけはない。紙に書くということは、頭の中の悩みを抽出してくる作業だ。自分が何に悩んでいるかということがわかるようになる。

そして、悩みを紙に書き出せば、悩みを客観的に見ることができるようになる。悩みが頭の中にある状態だと悩みの当事者として考えてしまうが、紙に書きだして頭の中から頭の外へ悩みを移してしまうことで、第三者の視点で悩みを見つめることができるようになる。親しい友人の相談に乗るように接することもできるし、カウンセラーや弁護士になったつもりで接することだってできる。悩みを自分の頭の中から離すことによって、アドバイスする側に回ることができるのだ。あとは親身になって相談に乗って上げるだけでいい。

相談の乗り方は自由だ。紙に書きだした悩みを改めて整理するところからはじめてもいいし、書き出した悩みに対して解決方法を即答してもいい。悩みもそれぞれ、解決方法もそれぞれなのだから、相談の乗り方だってそれぞれあっていい。

やがて、自分がどう行動すればいいのかが見えてくると思う。解決方法が見つかって、それに向かって進んでいけばいいのか、またはそもそも悩んでも自分では解決できないから悩んでいても仕方がないのか、気にとめるほどのことでもないことだったのか、それぞれの結果が見えてくるだろう。

悩んだら、とりあえず紙に書いてみる。これはおすすめである。