夏の終わりの夕焼け

夏の終わりの夕焼けを見ていると、子供の頃にたくさん冒険をしたあとで、小高い丘で眺めた夕焼けを思い出します。

夏休み、朝から外に出て普段行かない遠いところまで足を伸ばしていました。遠くに来ただけで、いつもと違った景色を眺めただけで、なんだか冒険しているような、そんな純粋な子供時代のことを思い出します。日焼けも熱中症も何のその、喉が渇いたら近所の大人がジュースをくれたり、公園の蛇口から水を飲んだり、そんな牧歌的な時代が昔はありました。

飛行機雲と夕焼け

遠い黄金色に輝いていたそんな日々を懐かしみながら夏の終わりの夕日を眺めていると、疲れた顔をして会社から出てくる自分がなんだか悲しくなってしまいます。あの黄金の日々はもうかえってこないんだと。いまでは触りたくもないと思っている昆虫をかご一杯に詰め込んだり、危ないから入ってはいけないといわれている川に入って、魚を捕ったり、いくら汚れようがびしょぬれになろうが平気だった少年時代は、ストレスなんてありませんでした。

ビルの隙間の夕焼け

いまの子供たちは塾通いだったり、いろいろストレスがあると聞きます。少年時代は少年時代にしかできないことをやってもらいたいなと思うものです。それがひいては大人になったときの人格形成に大きく影響を及ぼしてくるのではないかと思うのです。

そんなことを思いながら夕日を眺める日があります。