Suicaアプリの「戻る」が直感的ではない
Suicaアプリはユーザビリティに改善の余地があります。
Suicaアプリがやたら使いづらかったので記事にしてみました。どうして使いづらいのか。それは戻るボタンに不自然な動作が設定されているからです。
実際にどうなっているのか見ていきましょう。
例えば、アカウント設定画面から「メール配信設定」をタップします。
メール配信設定変更画面から「戻る」をタップすると、一般的な感覚ではアカウント設定画面に戻る、つまりひとつ前の画面な戻るのが通常の挙動です。
しかし、トップ画面に戻ってきます。JR東日本ではトップまで戻るのが常識なようです。
チケット購入・Suica管理画面でも同じ動作をします。「登録クレジットカード情報変更」をタップします。
クレジットカード情報登録確認の画面で「戻る」をタップすると、Suica管理画面ではなく…
やっぱり、トップ画面まで戻ってきます。右上に「TOP」ボタンがあるにもかかわらずです。
しかも、動作が統一されておらず、Suica管理画面から「SF利用履歴」をタップして、利用履歴画面から「戻る」をタップするとトップではなく、ちゃんとSuica管理画面に戻ります。
画面遷移の統一感がなくて違和感を感じてしまいます。
使いづらいったらありしゃしない。トップ画面まで戻したかったら「戻る」ではなく、「TOP」と表記するとわかりやすいです。
それに設定するときは、最初に複数の設定を確認しながら行き来したりするケースが多いので、いちいちトップに戻すよりも、ひとつ前に戻したほうがユーザーとしては使いやすいユーザーインターフェースとなります。
もちろん、すべてひとつ前に戻すのが正解というわけではなく、ひとつ前に戻すかトップまで戻したほうが便利かはケースバイケースです。ただ、少なくとも「戻る」でトップまで戻ってしまうのはちょっと考え直したほうがいいですよ、JR東日本さん。