JR東日本へSuica履歴データの外部提供除外リクエストを送ってみた

JR東日本がSuicaのデータ販売に関しての説明を公開し、データの外部提供を除外する依頼を受け付け始めましたので、実際に除外の依頼メールを出してみました。

Suica

ペンギンさんが好きです。でもロボットさんのほうがもっと好きです!

JR東日本が日立製作所に対してSuicaの履歴データを販売した問題で、7月25日に今後の対応について発表しました。ざっくり箇条書きとして要約すると次のような感じです。

  • JR東日本はもうけたいからこれからも外部にデータを提供していくぜ。
  • 個人が特定できるデータは含んでないぜ。
  • 東京モノレール、東京臨海高速鉄道のSuicaは対象外だぜ。
  • 一応プライバシーに配慮してるぜ。
  • やめてほしければ連絡よこせ。

JR東日本の「Suicaに関するデータの社外への提供についてよくいただくお問い合わせ [PDF/17KB]」には、上記のようなことと除外する場合の連絡先が書かれています。

というか、連絡先とかPDFにしか書かれていないんだ…

詳細を書きますと、外部へのSuica履歴データの提供の対象から除外してほしい場合はその旨を連絡する必要があり、2013年7月26日から受付を開始するそうです。そして、原則として受け付けた日の翌月以降のデータから除外を開始するとのことですが、2013年9月25日受付分までは、いままで提供した分も除外してデータがない状態に置き換えるそうです。

つまりこんな感じです。

Suicaデータ除外スケジュール

連絡先はこちらだそうです。

電子メール: jogaiyobo@jreast.co.jp (随時受け付け)
電話: 03-5334-1655 (土日祝日・年末年始をのぞく平日 10:00 〜 17:00)

メールはいつでも受け付けているそうですが、電話の場合は平日の10時から17時までとのことです。ちなみに除外依頼で取得したメールアドレスの取り扱いに関しては特に言及されていませんでした。

連絡するものはSuica IDと呼ばれるもので、Suicaの裏側に書かれているJEで始まる番号です。冒頭の画像を参照していただくと、その番号が書かれている位置がわかります。

その番号をメールの本文に転記します。件名は不要です。

Suica Data Delete Request

メールを送信すると受付完了の連絡がかえってきます。

Suica Data Delete Result

これで自分のSuicaの利用履歴が外部に提供されることを防ぐことができます。

2013年9月26日以降は外部提供依頼を受け付けた翌月から提供を除外するとのことですから、2013年9月26日以降で新しくSuicaを買った場合は当月分はしっかり外部にデータが提供されるとのことです。もしSuicaが新たに必要になった場合は月末に購入してすぐに外部への提供除外依頼を送って、翌月になるまで使用を控えるという面倒な対応が必要になりそうです。

購入時に外部への提供を許可するか拒否するかを聞くか、デフォルトで許可しないようにするという対応はいまのところなさそうです。

しかも今回の件はただ単に説明不足というのがJR東日本のスタンスのようで、許可なくユーザーの行動を特定しかねないデータを販売したことに関しては問題ないという認識のようです。JR東日本はぜひとも利用者にきちんと説明した上で明示的にどうするかを選ばせるか、あるいはデフォルトで外部にデータを提供しないようにして、データを提供した場合は何らかの特典があるなどの対応を行ってもらいたいものですね。

利用者の不安になるようなことはしないことが「みなさまに愛され、親しまれるようなJR東日本をめざ」すことにつながるのではないでしょうか。